最近カウンセリングで「フレンチなんですけど、普通の白じゃなくて…なんかこう、ちょっと今っぽいやつ」って相談されること、本当に増えました。SNSで見かけて気になってるけど、名前が分からない。言葉にしづらいから頼みにくい。——それ、たぶん「ネオクラシックフレンチ」です。私も個人的に、ここ最近いちばん推してるジャンル。

今日はこの "新しいフレンチ" の中身を、太め・カラー・逆フレンチの違いから、サロンでスベらない伝え方まで、現場目線で正直に話します。

ネオクラシック・フレンチネイルって何?いま注目される理由

まずざっくり答えから。ネオクラシックフレンチとは、昔ながらの白フレンチを土台にしつつ、幅・色・位置・質感のどこかを "今の空気" にアップデートしたフレンチの総称です。太めにしたり、ホワイト以外の色を乗せたり、根元側に入れたり。クラシックの骨格は残しながら、こなれ感を足していく——そんなイメージ。

実際、ナイスネイル全店で見ても、トレンドネイルコース(60種類から選べる4,990円)は月間27,232件と施術数ダントツの1位。王道のワンカラー17,739件を大きく引き離していて、「ちょっと凝ったデザインを気軽に試したい」人がいかに多いかが伝わってきます。中でもフレンチ系の問い合わせは、ここ半年くらいで体感かなり伸びてる。

「クラシック」を「ネオ」にアップデートするとは

昔ながらの白フレンチって、どうしても「きちんと感」が強く出るんです。きれいなんだけど、ちょっとお嬢様寄りというか、オフィス寄り。それを "今っぽく" するために、ネオクラシックでは次のどれかを足します。

  • 幅を少し太くする(存在感・レトロ感)
  • 色をホワイトから外す(季節感・抜け感)
  • ラインを根元に持ってくる(モード感・指長見え)
  • ベースをクリアやシアーにする(軽さ・透け感)

全部盛る必要はなくて、1〜2要素だけ現代寄りに振るのがコツ。やりすぎると "ただのアートネイル" になっちゃうので、クラシックの輪郭は残しておく。これが地味に大事です。

細フレンチ(スキニー)全盛から「太め」へ揺り戻した背景

ここ数年、極細のスキニーフレンチがずっと強かったんですけど、最近は明らかに揺り戻しが来ていて、「もう少し存在感が欲しい」というオーダーが増えました。細いラインは繊細で可愛い反面、少し離れるとほぼ見えない。せっかくネイルしたのに気づかれにくい、という声も現場では結構多かったんです。

その反動で、しっかり視認できる太めフレンチや、色で主張するカラーフレンチが戻ってきた、というのが私の実感。レトロ回帰のムードとも噛み合ってる気がします。

西原 美咲

この記事を書いた人

西原 美咲にしはら みさき

ナイスネイル 広報・コンテンツ担当 / ネイリスト

専門学校でネイルを学び、ナイスネイルにネイリストとして入社。現場でたくさんの施術を担当したあと、広報・コンテンツ担当に。 今も店舗に入って、自分の指で新しいデザインを試すのが好きです。「難しそう=高そう」と身構えず、気軽にネイルを楽しんでほしい——そんな気持ちでこのコラムを書いています。

ネオクラシック・フレンチネイルって何?いま注目される理由のイメージ

ネオクラシック・フレンチの種類を一覧比較|太め・カラー・逆フレンチの違い

ここが今日のメインです。まず全体像をテーブルで整理します。細かい解説はこの後の H3 で。

種類ラインの位置幅の目安印象相性のいい爪形
太め(ワイド)フレンチ爪先3〜5mm程度レトロ・存在感・大人っぽいオーバル・ラウンド
カラーフレンチ爪先(幅自由)細め〜太めまで自由季節感・こなれ感全般(色で調整)
逆フレンチ根元2〜4mm程度モード・指長見えスクエア・バレリーナ
マイクロフレンチ爪先1mm前後繊細・清潔感全般
変形フレンチ(斜め・V字)爪先〜サイド可変個性的・上級者感オーバル・アーモンド

テーブル見ると分かるんですけど、「ネオクラシック」はどれか1種じゃなくて、この表のどれかを選んで組み合わせるイメージ。だから "ネオクラシックで" とだけ言ってもネイリストは絞り込めないので、後半のオーダー術が効いてきます。

太め(ワイド)フレンチ|存在感とレトロ感が同居する王道

いま私がいちばん推してるのがこれ。幅3〜5mmくらいの、昔のフレンチよりちょっと太めに取るやつです。塗ってると分かるんですけど、太くするだけで一気に大人っぽく、少しレトロな雰囲気が出る。

ホワイトでやれば正統派のネオクラシック、ベージュやモカにすれば今っぽい "着る服を選ばないフレンチ" になります。爪が小さめ・短めの人は幅を取りすぎると爪が余計に短く見えるので、2〜3mmくらいの "ちょい太" から試すのが安全です。

カラーフレンチ|ホワイト以外で季節感を出す

秋はこれが本当に強い。ボルドー、テラコッタ、カーキ、クランベリー、プラム——どれを乗せても季節感がバシッと決まります。私は去年の秋、カーキの太めフレンチをずっとやってたんですけど、ニットの袖から覗いた時のバランスが好きすぎて、毎回同じ色で頼みそうになるくらい(笑)。

カラーフレンチの良いところは、トレンドネイルコース4,990円の中でカラー変更が無料でできること。「サンプルは赤だけど、私はボルドーにしたい」みたいな微調整が追加料金なしで通ります。ここ、意外と知らない方が多いので、遠慮なく言ってほしいところ。

逆フレンチ|根元ラインで指を長く見せる

逆フレンチは、普通のフレンチが爪先に入るのに対して、根元側にカーブを描くタイプ。これ、やると分かるんですけど、縦のラインが強調されて指が長く見えるんです。モード寄りの印象になるので、服装がシンプル・モノトーン寄りの方にすごく映える。

爪先はクリアまたは肌馴染みカラーにしておくと、伸びてきてもリフト(浮き)が目立ちにくいのも地味に嬉しいポイント。持ちを気にする人にも向いてます。

ネオクラシック・フレンチの種類を一覧比較|太め・カラー・逆フレンチの違いのイメージ

フレンチの幅・ライン形状と爪・指の相性|現場目線で正直に話します

ここは正直に話しますね。フレンチって「可愛いと思って頼んだのに、自分の爪で見るとイメージと違った」が起きやすいデザインなんです。月間来店約8万人のお客様を見てきた体感でいうと、ほとんどの場合、原因は "幅とライン形状と爪形のミスマッチ"。デザイン自体が悪いんじゃなくて、組み合わせの問題。

爪形との相性をざっくり書くと、ラウンド=どんなフレンチも馴染みやすい万能型、オーバル=太めフレンチ・逆フレンチが特に映える、スクエア=直線的なラインの太めや逆フレンチが得意、アーモンド=変形フレンチと好相性、バレリーナ=逆フレンチと最強の組み合わせ、みたいな感じ。詳しくは爪の形(シェイプ)と似合うフレンチの関係も合わせて読むと分かりやすいと思います。

指が短め・爪が小さめの人に向くフレンチの選び方

カウンセリングで多いご質問が「私、指短いんですけどフレンチって似合いますか?」というもの。全然似合います。ただし選び方があって。

  • 幅は太くしすぎない(2〜3mm程度のちょい太まで)
  • ラインは浅めのカーブ(深いV字は爪を短く見せる)
  • 逆フレンチなら縦長効果が出るので積極的に候補に
  • ベースはクリア or ヌーディで "長さの詐欺" を効かせる

逆に、幅広+深いカーブ+濃色の組み合わせは、爪の面積を強調してしまうので小さい爪には不向き。ここだけ気をつけてもらえれば、ショートネイルでもフレンチは全然いけます。

肌色別・フレンチカラーの似合わせポイント

肌色でフレンチカラーの映え方は本当に変わるので、ここは手に当てて選んでほしいところ。ざっくり目安を置いておきます。

  • ブルベ夏:ローズブラウン、プラム、グレージュ、くすみピンクのフレンチ
  • ブルベ冬:ボルドー、ワインレッド、クラシックホワイト、ネイビーのフレンチ
  • イエベ春:コーラル、ピーチ、ミルクベージュ、キャメルのフレンチ
  • イエベ秋:テラコッタ、カーキ、マスタード、モカブラウンのフレンチ

とはいえ「診断で○○だったから」で決め打ちしなくて大丈夫。先日も「診断ではイエベ秋ですけど、プラムが着たくて」というお客様に、トーンだけ少し調整して乗せたら、めちゃくちゃ可愛く仕上がりました。ルールより気分、で全然いいと思ってます。

こんなデザインも。ナイスネイルの作例

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フレンチの幅・ライン形状と爪・指の相性|現場目線で正直に話しますのイメージ

サロンでの伝え方|ネオクラシックフレンチを正確にオーダーする言葉

ここが今日いちばん持って帰ってほしいパート。フレンチって、1mm違うだけで印象がガラッと変わるデザインなので、言葉のストックが多いほど仕上がりに差が出ます。

とはいえ「うまく言えないかも…」で身構えなくて大丈夫。カウンセリングで一緒に決められるので、ざっくりしたイメージだけ持ってきてもらえればOKです。お客様アンケートでも「カウンセリングが丁寧で、イメージを引き出してもらえた」という声が本当に多くて、ここは私たちも時間をかけているところ。

「太め・細め」「深め・浅め」を言葉で伝えるコツ

フレンチのサイズ感を伝える言葉は、だいたいこの軸で分けると通じやすいです。

  • 幅:「極細(1mm前後)」「細め(2mm)」「標準(2〜3mm)」「ちょい太(3〜4mm)」「太め(4〜5mm)」
  • カーブ:「浅めのゆるいカーブ」「標準のアーチ」「深めのV字寄り」「ほぼ直線(スクエア気味)」
  • 位置:「爪先ギリギリ」「少し内側に下げて」「根元から○mm空けて(逆フレンチの場合)」

「爪のだいたい3分の1くらいまで入れたい」「指を長く見せたいから浅めで」みたいに、"なぜそうしたいか" まで一言添えると、ネイリスト側で微調整の方向が決めやすくなります。

カラーフレンチ・逆フレンチのオーダーフレーズ集

実際に使えるフレーズをいくつか置いておきますね。コピペ感覚で使ってOKです。

  • 「ボルドーの太めフレンチで、ベースはクリア寄りのヌーディで」
  • 「カーキの逆フレンチで、根元から2mmくらい空けて入れてほしい」
  • 「ホワイトじゃなくてミルクベージュで、ちょい太のクラシックフレンチにしたい」
  • 「指を長く見せたいので、逆フレンチ+スクエア気味の形で」
  • 「爪先はクリアのまま、根元だけプラムの逆フレンチで」

このくらいの粒度で言ってもらえると、現場的にはかなり作りやすいです。より詳しいオーダー術はサロンでのオーダーの伝え方にもまとめているので、合わせてどうぞ。

画像持ち込みとコース選択、どちらが確実?

結論、画像があるならあった方が絶対に早いし確実です。言葉と画像、両方あると最強。コース選びの目安はこんな感じ。

  • トレンドネイルコース(4,990円・60種類から選択):サンプルに近いデザインがある/カラー変更だけで理想に近づけられる場合
  • 持ち込みデザインコース(60分5,990円 / 90分7,990円):マイクロフレンチ・変形フレンチ・凝ったアート入りフレンチ/自分で見つけた画像を再現したい場合

マイクロフレンチや斜めフレンチなどの繊細・変則なデザインは持ち込みデザインコース扱いになるので、ここだけ覚えておくとスムーズです。コース選びの詳細は持ち込みデザインコースとトレンドネイルの使い分けも参考にしてみてください。

サロンでの伝え方|ネオクラシックフレンチを正確にオーダーする言葉のイメージ

ネオクラシックフレンチ×秋カラー|配色の正解と選び方

秋のカラーフレンチ、本当にハズレが少ないんです。空気が乾いてくる季節って、くすみ寄り・ちょっと重めの色がしっくり馴染むんですよね。トレンドネイルコースはカラー変更が無料なので、「サンプルの色をそのまま秋カラーに差し替える」だけでも印象が全然変わります。

ベースカラー×フレンチカラーの組み合わせ表

迷ったら、まずこの表から選んでみてください。実際に現場でも頼まれることが多い、"失敗しにくい" 配色をまとめました。

ベースカラーフレンチカラー印象
クリアボルドー透け感×深み。王道の秋ネオクラシック
ミルクベージュテラコッタ温かみ重視。ニットに映える
シアーピンクプラム血色感+大人っぽさ
オフホワイトカーキモードと抜け感の両立
グレージュクランベリーくすみ×鮮やか。知的な印象
ヌーディベージュモカブラウントーンオントーンで上品

秋の配色をもっと見たい方は、秋冬フレンチネイルの種類と伝え方にも事例を載せています。

シアーベース×カラーフレンチで透け感を出す方法

ここ、個人的に力を入れて説明したいところ。シアーベースにカラーフレンチを乗せると、"ちゃんと塗ってるのに重たくない" あの絶妙な抜け感が出ます。コツはベースを薄く2〜3回に分けて重ねること。一度に厚塗りすると濁るので、ここは丁寧にいきたい工程。

フレンチ側はベタ塗りでも、シアー寄りに溶いても、どちらも可愛いです。シアー寄りのフレンチは「水彩フレンチ」みたいな雰囲気になって、こなれ感がグッと増します。先日も「このくらいの透け感、ずっと探してたやつです」と言ってもらえて、内心ガッツポーズでした。

ネオクラシックフレンチ×秋カラー|配色の正解と選び方のイメージ

パラジェル・フィルイン対応サロンでネオクラシックフレンチを選ぶメリット

フレンチって他のデザインより継続率が高いんです。「気に入ったらずっとこれで」というお客様が本当に多い。だからこそ、爪への負担を減らしながら続けられる選択肢を知っておいてほしくて。

ナイスネイルはパラジェル(自爪を削らないジェル)が全店対応+330円、フィルイン(一層残し)も対応しています。実際、育爪オプションの選択率は98.1%。ほとんどのお客様が何らかの形で爪を守る選択をしている、ということ。

フレンチラインの精度とパラジェルの相性

「パラジェルってラインがぼやけるんじゃない?」と心配される方、たまにいらっしゃいます。結論、全然大丈夫です。パラジェルでも通常のソフトジェルと同じようにシャープなラインが引けます。むしろ自爪を削らない分、仕上がりの透け感がクリアに出て、ネオクラシックの繊細な表情と相性が良いくらい。

ナイスネイルでは全スタッフが42日間の研修プログラムを修了してから店舗に立つので、フレンチラインの精度にはかなり自信があります。新人の子が最初につまずくのもここで、研修でもフレンチは重点項目。

フィルイン(一層残し)でフレンチをリピートするメリット

フィルインは、毎回ジェルを全部オフせず、一層だけ残して上から新しいデザインを乗せていく技法。これ、フレンチをリピートする人には本当に向いています。

  • 爪表面を毎回削らないので、自爪が薄くなりにくい
  • オフの時間が短いので、デザインに時間を回せる
  • 来店周期3〜4週間推奨のサイクルを無理なく続けられる
  • ベースカラーだけ残して、フレンチ部分だけ色替えもしやすい

「ずっとフレンチで、季節ごとに色だけ変えたい」みたいな通い方には最適解だと思います。詳しくはフィルインとパラジェルの違いと選び方で解説しています。

まとめ

ネオクラシックフレンチは、昔ながらの白フレンチを "幅・色・位置・質感" のどこかで今っぽくアップデートしたデザインの総称。全部を変える必要はなくて、1〜2要素だけ現代寄りに振るのがコツでした。

太めは存在感、カラーは季節感、逆フレンチは指長見え。それぞれ役割が違うので、自分の爪形・指の長さ・なりたい印象から逆算して選ぶとハマりやすいです。サロンで伝えるときは「幅」「カーブ」「位置」「色」「ベース質感」の5つを言葉にできればほぼ思い通りに。言葉が出てこなくても、カウンセリングで一緒に決められます。

お客様アンケートでも「この価格でこのクオリティは本当にコスパが良い」「デザインの提案が上手で、イメージ通りに仕上がった」という声を多くいただいていて、フレンチみたいに繊細なデザインこそ、サロンで頼む価値があるジャンルだと思っています。秋カラーで試したい方は、秋冬フレンチネイルの種類と伝え方もあわせてどうぞ。ちなみに私は、今季もまたカーキの太めフレンチをやろうか、プラムの逆フレンチに浮気しようか、本気で迷ってるところです。

よくある質問

ネオクラシックフレンチはベースコースでできますか?

通常幅のフレンチ(2〜3mm程度の標準的な太さ)であれば、ベースコース3,990円のフレンチで対応できます。ただしマイクロフレンチや変形フレンチ(斜め・V字・逆フレンチ等)は、持ち込みデザインコース5,990円(60分)/ 7,990円(90分)の扱いになるので、デザインによってコースが変わる点だけ覚えておいてください。迷ったらカウンセリングで一緒に判断します。

逆フレンチは爪が短くてもできますか?

できます。むしろショートネイルの方にこそ試してほしいデザインです。根元ラインが縦の視線を作ってくれるので、指が長く見える効果があります。幅は2〜3mmくらいに抑えて、ベースをクリア寄りにすると、より縦長効果が出ます。爪形はスクエア気味に整えるとさらに映えるので、形のオーダーも合わせて相談してもらえると仕上がりが安定します。

カラーフレンチと通常のフレンチで料金は変わりますか?

トレンドネイルコース4,990円の範囲内であれば、カラー変更は無料です。サンプルがホワイトフレンチでも、ボルドーやテラコッタに差し替えて料金はそのまま。「このデザインのカラーだけ変えたい」が気軽にできるのは、カラーフレンチを楽しむ上で地味に大きいポイントだと思います。

フレンチの幅をネイリストに伝えるとき、写真がなくても大丈夫?

全然大丈夫です。「爪の3分の1くらいまで」「指を短くしたくないから浅めで」「普通より気持ち太めで」のように、自分の希望の方向だけ伝えてもらえれば、現場で微調整しながら仕上げられます。もちろん画像があるとさらに早いですが、無くてもカウンセリングで形にできるので、気負わず相談してもらって大丈夫です。