「ジェルしてたら爪が薄くなった気がする」、その悩みすごく多いです

「最近、爪が前より薄くなった気がして…」——サロンでこのご相談、本当に増えました。私自身も新人のころ、自分の爪でジェルを練習しすぎてペラペラにしちゃった時期があって、めちゃくちゃ気持ちが分かるんです。だから今日は、その不安にちゃんと答えになる "削らない系" のジェル——フィルイン(一層残し)とパラジェル(自爪を削らないジェル)の話を、現場の感覚でお話ししますね。

ナイスネイルでも、ハンドのお客様の98.1%が育爪オプションを選んでくださっていて(パラジェル52.0% / フィルイン35.1% / フィルイン通常ベース11.1%)、もう「削らないが当たり前」になってきた感覚があります。

この記事のダイレクトアンサー

フィルインとパラジェルは、どちらも「自爪を削らない(=サンディングしない)」ことを目的とした施術です。違いは入口で、パラジェルは初回から爪を削らずに密着させる "ジェルそのもの" の名前、フィルインは前回のベースを一層残して上に重ねていく "施術のやり方" の名前。爪が薄い・初めての方はパラジェル、すでにジェルを続けていて持ちと優しさを両立したい方はフィルイン、という選び方が現場ではしっくりきます。

西原 美咲

この記事を書いた人

西原 美咲にしはら みさき

ナイスネイル 広報・コンテンツ担当 / ネイリスト

専門学校でネイルを学び、ナイスネイルにネイリストとして入社。現場でたくさんの施術を担当したあと、広報・コンテンツ担当に。 今も店舗に入って、自分の指で新しいデザインを試すのが好きです。「難しそう=高そう」と身構えず、気軽にネイルを楽しんでほしい——そんな気持ちでこのコラムを書いています。

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そもそも、なんでジェルで爪が薄くなるの?

ここ、最初にちゃんと話しておきたいところです。「ジェル=爪が薄くなる」と思われがちなんですけど、正確には "削る工程" と "オフのやり方" で薄くなるんですよね。ジェル自体が爪を溶かしてるわけじゃないんです。

サンディング(爪表面を粗くする工程)の影響

従来のジェルって、ジェルを密着させるために爪表面をファイルでザッと削る "サンディング" が必要だったんです。塗ってると分かるんですけど、ここ慣れてないと削れすぎて怖いくらいガンガンいっちゃう工程で、新人の子が最初につまずくのもまさにここ。

  • 爪甲表面が少しずつ薄くなる
  • 表面が削れることで水分が抜けやすくなり、乾燥する
  • 月1ペースで何年も続けると、累積でじわじわ薄くなる

オフのときの負担も地味に大きい

意外と見落とされがちなのが、オフ(除去)のときのダメージです。

  • 密着がガッチリしてる分、無理に剥がすと自爪表面まで一緒に持っていかれる
  • アセトンに長く浸けるほど、爪と周りの皮膚が乾燥する

ナイスネイルでは月間約8万人のお客様にご来店いただいてるんですけど、「前のサロンでジェル続けてたら爪が薄くなっちゃって…」というご相談、本当に毎日のように耳にします。だからこそ、削らない選択肢を知っておいてほしいなと思うんです。

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フィルイン(一層残し)って結局どういうこと?

フィルインは、簡単に言うと "前回のベースジェルを土台として残して、その上に塗り直していく" やり方です。家のリフォームで、基礎は残してリビングだけ模様替えするイメージに近いかも。

フィルインでやっていること

  1. トップとカラージェルだけをマシンで丁寧に削り落とす
  2. ベースジェルは一層だけ残す(ここが肝)
  3. 新しいベースを薄く重ねる
  4. カラーとトップで仕上げる

ベース層が残ってるおかげで、毎回ゼロから自爪に塗り直さなくて済むんです。だから自爪を削るタイミングが圧倒的に減る。私、厚みをかけるのがあんまり得意じゃなくて昔ずっと悩んでた時期があったんですけど、フィルインのお客様は土台が安定してるので、仕上がりもキレイにまとまりやすい印象があります。

ただし、フィルインには条件があって。前回のベースがフィルイン対応で塗られていないと、できないんです。だから初めての方は、まずは1回目で土台を整えて、2回目からフィルインに切り替える流れが自然です。

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パラジェル(自爪を削らないジェル)はちょっと別アプローチ

パラジェルは、フィルインと混同されがちなんですけど、考え方がちょっと違います。これは "ジェルの種類そのもの" の名前で、サンディングをしなくても密着するように作られた特殊なベースジェルなんです。

パラジェルでやっていること

  1. 爪表面の油分と水分を拭き取る(削らない)
  2. サンディングはしない
  3. パラジェル専用のベースを塗る
  4. あとは通常通り、カラー&トップで仕上げる

つまり、初回から自爪を一切削らずに始められる。爪が薄い方、ジェルが初めての方、過去のジェルで爪を痛めた経験がある方には、これ本当に安心材料になると思います。ナイスネイルでは全店で+330円で対応してるので、「ちょっと爪が気になる」くらいの段階で気軽に試せる価格にしてます。

「爪が薄くなってきた相談をしたら、パラジェルを勧めてもらって改善しました」というお声をいただいたことがあって、これは内心ガッツポーズでした。やっぱり削らないって、それだけで爪は元気を取り戻すんです。

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フィルインとパラジェルと従来ジェル、ざっくり比較表

文章だけだとピンと来づらいので、ここは表で並べちゃいますね。

項目従来のジェルフィルインパラジェル
自爪を削るか削る(サンディングあり)初回のみ/2回目以降は削らない削らない
持ちの安定感○(やや繊細な面も)
施術時間付替60分付替60分付替60分
価格感(ナイスネイル)ベース3,790円〜通常ベース内で対応+330円
向いている方爪が健康で気にしていない方継続してジェルを楽しみたい方爪が薄い・初めての方

それぞれの "ここがちょっと弱い" ところも正直に

どれも完璧じゃないので、苦手な面も書いておきます。

  • 従来ジェル: 削るぶん長く続けると爪が薄くなりがち。オフのときも負担が出やすい
  • フィルイン: 前回がフィルイン対応で塗られている必要がある。技術差が出やすい施術なので、サロン選びは大事
  • パラジェル: 持ちが従来ジェルよりちょっと繊細。日常のクセ(爪で缶を開ける、とか)があると浮きやすい
フィルインとパラジェルと従来ジェル、ざっくり比較表のイメージ

じゃあ、私はどれを選べばいいの?

ここがいちばん知りたいところですよね。爪の状態別に、現場でよくお伝えしている選び方をまとめます。

爪が健康で厚みもある方

ベストは「フィルインで続ける」。今は問題なくても、削る工程を減らしておくと数年後の爪が全然違ってきます。未来の自分への投資、みたいな感覚で。

爪が薄い・弱い・二枚爪になりやすい方

迷わずパラジェルです。とにかくこれ以上削らないことが最優先。月1ペースで通っていただくうちに、自爪が少しずつしっかりしてきて、お客様自身が「あれ、爪強くなった?」って気づかれることが多いです。

ネイルサロンが初めての方

これもパラジェル推し。最初の1回で自爪の状態をちゃんと見てもらって、2回目以降フィルインに切り替えるか、そのままパラジェルを続けるか、ネイリストと相談しながら決めるのがスムーズです。

ジェルでデザインを毎月変えて楽しみたい方

フィルイン継続が好相性。土台が安定してるので、上のカラーやアートを自由に楽しみやすいんです。ナイスネイルのトレンドネイル(60種類から選べる月替わりデザイン / 4,790円)とも組み合わせやすいので、毎月の "ちょっと違う自分" を作れます。

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サロン選びで見ておきたいポイント

削らない系の施術は、ネイリストの技術と知識がモロに出ます。だから、サロンを選ぶときはちょっとだけ意識してほしいことがあって。

カウンセリングで爪をちゃんと見てくれるか

私たちが普段やっているのは、まず爪の表面・厚み・甘皮まわり・乾燥具合をひと通り見てから施術方法を提案する流れ。ここを飛ばしていきなりカラーの話に行くサロンは、ちょっと注意したほうがいいかも。

パラジェル&フィルイン両方に対応しているか

両方に対応していると、爪の状態の変化に合わせて施術方法を切り替えられます。ナイスネイルが全国164店舗でこの両方に対応しているのも、お客様の爪の状態が一定じゃないからなんですよね。

アフターのアドバイスがあるか

「3〜4週間で一度来てくださいね」「家ではオイルでこまめに保湿を」みたいな、日常に持ち帰れるアドバイスがあるかどうか。これ、地味だけど大事なポイントです。

「カウンセリングが丁寧で、初めてでも安心して任せられました」というお声をくださった方もいて、こういう一言が私たちにとってもすごく励みになります。

サロン選びで見ておきたいポイントのイメージ

施術後、家でできるちょっとしたケア

サロンで削らない選択をしても、おうちでのケアがゼロだとやっぱり爪は乾きます。難しいことはしなくて大丈夫。

  • キューティクルオイルを1日1〜2回、爪の根元に1滴
  • 水仕事のあとはハンドクリームで保湿
  • 爪で缶のフタを開けない(これ本当に大事…!)
  • 3〜4週間ごとにサロンでメンテナンス

オイルだけは続けてください。私も自分の爪、これでだいぶ持ち直しました。

まとめ

フィルインとパラジェルは、どちらも「自爪を削らない」ことを軸にした、爪に優しい選択肢です。違いは入口——パラジェルは初回から削らずに始められるジェル、フィルインは前回のベースを残して塗り重ねていくやり方。爪が薄い方や初めての方はパラジェル、続けてジェルを楽しみたい方はフィルインが、現場の感覚で言うとしっくりきます。

ナイスネイルでは全国164店舗でどちらも対応しています。パラジェルは+330円、フィルインも通常コース内で対応できるので、「気になるけど、いきなり高くなるのは…」と身構えなくて大丈夫。爪の状態は人によって全然違うので、迷ったらカウンセリングで一緒に確認しましょ。私もそれが地味にいちばん楽しい時間だったりします。

よくある質問

フィルインとパラジェル、結局どっちのほうが爪に優しいですか?

ゴールは同じなんですけど、入り方が違うんです。パラジェルは初回から削らないので "即効性のある優しさ"、フィルインは続けることで毎回の削る工程を減らしていく "積み重ねの優しさ"、というイメージ。爪がすでに薄くなっている方はパラジェルでまずダメージを止めて、安定してきたらフィルインに切り替える、という流れもよくあります。

パラジェルって持ちがちょっと弱いって聞きましたが本当ですか?

正直に言うと、従来ジェルに比べるとほんの少し繊細なところはあります。削って密着させてない分、爪で硬いものを開けたり、指先を雑に使ったりすると浮きやすいことはあります。ただ、丁寧な施術なら2〜3週間はしっかり持ちますし、来店周期3〜4週間で考えれば気になるほどではないかなと。続けるうちに自爪が元気になって、結果的に持ちも良くなる方が多いです。

フィルインができない場合ってどんなとき?

ベース層が残ってないとできない施術なので、前回完全にオフされている場合や、前のサロンでフィルイン非対応のジェルが使われていた場合は、その回はフィルインができません。あと、爪がかなり伸びすぎていると土台のバランスが崩れるので、一度仕切り直しになることもあります。そういう場合は初回をパラジェルや通常ベースで整えて、2回目からフィルインに移行するのが自然な流れです。

ナイスネイルではどのコースでパラジェルやフィルインを選べますか?

ベースコース(3,790円)でもトレンドネイル(4,790円)でも、持ち込みデザインコース(5,790円/7,990円)でも、パラジェル(+330円)とフィルインは選べます。デザインの自由度はそのままに、爪の優しさだけ追加できる感じなので、「デザインも楽しみたいけど爪も大事にしたい」という方にはまさにこの組み合わせが本命です。