最近カウンセリングで「あの、"水あめ"みたいに光が流れるやつってできますか?」って聞かれること、本当に増えてるんです。SNSで見かけた画像を見せてもらうと、ほぼ全員が同じものを指していて——そう、超微粒子のシルキーマグネット、いわゆる "リキッドキャットアイ" ってやつ。

従来のマグネットネイルを知ってる方ほど「え、同じマグネットじゃないの?」ってなるんですけど、これが結構違うんですよね。粒子サイズが変わっただけで、仕上がりの印象も、合わせるベースカラーも、サロンでの頼み方まで全部変わる。今日はそのあたりを、現役ネイリストの目線でまるっと整理していきます。

シルキーマグネットネイルって、何が違うの?

まず結論からいきますね。シルキーマグネットは「粒子がめちゃくちゃ細かいマグネットジェル」のこと。従来のギラッとした光の線じゃなくて、シルクの布に光が走るみたいに、ふわっと細く長い光が出るのが特徴です。この質感を「液体感がある」と表現して "リキッドキャットアイ" と呼ぶ流れが今来てます。

直近2ヶ月の社内データを見ても、水光マグネット系の施術は3,517件。マグネット全般への関心が数字でも伸びているのが分かって、現場でも「とりあえずマグネットお願いします」から「あの透き通ってる系のマグネットがいい」に、オーダーの解像度が上がってきた印象なんです。

マグネットネイルの仕組みをざっくりおさらい

そもそもマグネットネイルって、ジェルの中に磁石に反応する金属粒子が入ってるんです。塗ったあと、硬化する前(=未硬化状態)に磁石をスッと近づけると、その粒子が磁力に引き寄せられて爪の上で並ぶ。そこで硬化して "光のライン" を閉じ込める、という仕組み。

だから磁石の角度・距離・動かすスピードで、光の出方がガラッと変わるんですよね。私も新人の頃、同じジェルなのに左右の手で全然違う仕上がりになって落ち込んだ思い出があります。マグネットは「ジェルの性能」と「人の手の技術」の両方で表情が決まる、ちょっと特殊な技法です。

「シルキー」と呼ばれる理由——粒子サイズが全部決める

シルキーマグネットの正体は、要するに "粒子がめちゃくちゃ細かい" こと。従来のマグネット(粗粒子タイプ)は粒子の径がだいたい35〜38μmくらいあって、ギラッとしたラメ感が強め。対して超微粒子のシルキータイプは3〜8μmくらいで、肉眼だとほぼ "粉" には見えないレベル。

粒子が細かいと、光が一本の太い線じゃなくて、無数の細い反射となって流れるんです。だからシルクの布に光が当たったみたいな、しっとりツヤっとした光沢になる。「シルキー」っていうネーミング、質感そのままなんですよね。

従来マグネットとシルキーマグネット、見え方の違いを比較

言葉で説明しても伝わりにくいので、現場で実際に感じる違いを並べてみます。

項目従来マグネット(粗粒子)シルキーマグネット(超微粒子)
粒子サイズの目安35〜38μm3〜8μm
光のライン太くギラッと一本細く長く、何本も流れる
質感の印象メタリック・ラメ感強めシルク・水あめのような液体感
横から見たとき黒みが強く出る黒みが控えめで透け感が残る
似合うシーンモード・パーティ・華やかオフィス・デイリー・上品な場

同じ "マグネット" でも別物、っていうのが伝わるでしょうか。私は個人的に、シルキーのほうが肌なじみがいいので手が疲れて見えにくくて好きです。

西原 美咲

この記事を書いた人

西原 美咲にしはら みさき

ナイスネイル 広報・コンテンツ担当 / ネイリスト

専門学校でネイルを学び、ナイスネイルにネイリストとして入社。現場でたくさんの施術を担当したあと、広報・コンテンツ担当に。 今も店舗に入って、自分の指で新しいデザインを試すのが好きです。「難しそう=高そう」と身構えず、気軽にネイルを楽しんでほしい——そんな気持ちでこのコラムを書いています。

シルキーマグネットネイルって、何が違うの?のイメージ

リキッドキャットアイとは?キャッツアイとの呼び方の違いを整理する

ここで一回、言葉の整理をさせてください。「キャッツアイ」「マグネットネイル」「リキッドキャットアイ」——お客様と話してても、この3つがごちゃまぜになってることが本当に多いんです。全部マグネット系ではあるんですけど、指してるものがそれぞれ違います。

「キャッツアイ」「マグネットネイル」「リキッドキャットアイ」——3つの言葉の関係

ざっくり言うと、こんな関係です。

  • キャッツアイ = 猫の目のように縦に一本光るライン、"模様の名前"
  • マグネットネイル = 磁石でラメを動かす技法・ジェルの種類の総称
  • リキッドキャットアイ = 超微粒子マグネットで出す "液体感のある質感表現"

つまりキャッツアイは柄の呼び方で、マグネットネイルは手段。リキッドキャットアイはその中でも「水あめみたいに光が流れる、超微粒子だからこそ出せる質感」の総称、というイメージです。カウンセリングで「キャッツアイで」と言われたときは、太い一本線か、流れるような液体感か、ここをすり合わせないと仕上がりがズレるので、私も必ず確認するようにしてます。

リキッドキャットアイが「液体感」に見える理由

なんで "液体" に見えるかというと、超微粒子が光を柔らかく反射するから。粗い粒子だと光が点でギラッと跳ね返るんですけど、細かい粒子は面でなめらかに光を返すので、ツヤっと濡れたような奥行きが出るんです。

爪の表面に水あめをスッと垂らした瞬間——あの、光が止まらずに動いていそうな感じ。あれを閉じ込めるのがリキッドキャットアイのいちばんの魅力。塗ってると分かるんですけど、同じベース色でも超微粒子を重ねた瞬間に爪の奥行きが一段深くなって、思わず「おぉ」って声出ちゃうくらいです。

従来キャッツアイとリキッドキャットアイ、仕上がり比較表

項目従来のキャッツアイリキッドキャットアイ
粒子サイズ粗粒子(35〜38μm)超微粒子(3〜8μm)
光のライン太く明確な一本細く長く、何本も流れる
質感メタリック・金属光沢水あめ・シルクの光沢
黒みの出方はっきり強い控えめ・透け感あり
似合うシーン存在感を出したい日毎日使いたい上品さ

どっちが上とかではなく、「どう見せたいか」で選ぶ感じ。私はオフィス系の方には最近ほぼシルキーをご提案してます。

リキッドキャットアイとは?キャッツアイとの呼び方の違いを整理するのイメージ

ベースカラーで見え方が変わる——シルキーマグネットの色選び

シルキーマグネット、実はベースの色で見え方が本当に変わるんです。同じジェル・同じ磁石を使っても、下に敷く色が違えば全然別の仕上がりになる。これ、知らないで頼むとイメージとズレがちな部分なので、ちょっと丁寧に書きます。

ちなみにマグネット系はトレンドネイルコース(4,990円・60種類から選択)で頼めるデザインが多めです。マグネットネイルのデザイン例や頼み方はこちらでも別途まとめているので、合わせて見てみてください。

クリア・シアーベースに重ねると透明感が際立つ

一番流行ってるのが、クリアや透け感のあるシアーベースに重ねる使い方。従来の粗粒子マグネットだとクリアチップの上で黒く沈んで見えがちだったんですけど、超微粒子は粒子が小さいぶん光を透かすので、クリアベースでも黒く見えにくい。素爪に光のベールが乗ったような、"何も塗ってないのに綺麗" な指先が作れます。

育爪したい方や、オフィスで派手すぎず華やぎが欲しい方に、個人的にいちばん推してるやつ。

くすみ系・ニュアンスカラーとの相性が抜群な理由

もう一つの正解がくすみ系。グレージュ×シルキーマグネットの透明感、ボルドー×シルキーマグネットの深み——どちらも大人のニュアンスネイルと相性が良くて、特に秋冬の支持がすごいんです。くすみベースはそれだけだと少しのっぺり見えがちなんですけど、超微粒子が入ると奥行きが出て、同じ色でも一段リッチに見える。

秋のマグネットネイルで水光・フラッシュ・ミラーとの質感の使い分けについてもまとめているので、季節に合わせて選びたい方はこちらもどうぞ。

肌色(イエベ・ブルベ)別、似合うシルキーマグネットカラー

肌色別のざっくりガイドも置いておきますね。

  • イエベさん向け:ゴールドシャンパン系、ブラウンベージュ系、キャメル×マグネット、オリーブ×マグネット
  • ブルベさん向け:シルバーグレー系、ラベンダーグレー、ボルドー×マグネット、ブルーグレー×マグネット

ただこれ、あくまで "最初の目安"。マグネットは光の反射で色の見え方がブレるので、肌に当ててみないと最終的な正解は出ないんですよね。カウンセリングで手に当てて選ぶ時間が、私は毎回いちばん楽しかったりします。詳しくは肌色別のネイルカラーの選び方もあわせて。

こんなデザインも。ナイスネイルの作例

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ベースカラーで見え方が変わる——シルキーマグネットの色選びのイメージ

サロンで施術するからこそ出せる仕上がりがある

正直に言うと、シルキーマグネットは "ジェルを買えば誰でも同じに仕上がる" タイプのネイルじゃないんです。むしろ技術者の腕がもろに出る。だからこそサロンで頼む価値がある技法だと、現場にいてすごく感じます。

超微粒子ゆえのムラ・ヨレ——プロが回避できる理由

超微粒子って "細かくて綺麗" な反面、ちょっと磁石の角度がブレるだけでラインが二重になったり、途中でヨレて見えたり、ムラが目立ちやすい。これが粗粒子なら「まあラメ感あるしごまかせる」んですけど、シルキーは繊細な分、荒が隠せないんです。

ナイスネイルでは全スタッフが42日間の研修プログラムを修了しているので、磁石の角度・距離・動かすスピードの基本動作がしっかり揃ってる。「仕上がりがイメージ通りだった」「デザインの提案が上手でセンスが良かった」というお声を、特にマグネット系でいただくことが多いのは、たぶんここが効いています。マグネットネイルのセルフとサロンの違いも合わせて読むと、差が立体的に見えてくるはず。

パラジェル・フィルイン対応サロンでシルキーマグネットを楽しむメリット

「シルキーマグネットやりたいけど、爪が薄くて不安で……」というご相談、本当に多いです。ナイスネイルは全店でパラジェル(自爪を削らないジェル・+330円)とフィルイン(一層残し)に対応していて、ジェル施術を受けているお客様のうち育爪オプション選択率は98.1%。爪にやさしい選択をしながらマグネットを楽しんでる方が、むしろ主流なんですよね。

爪のコンディションを守りながらトレンドを楽しむ、という流れが完全に定着してます。詳しくはパラジェルとフィルインの違いもどうぞ。

「デザイン提案が上手」と言われる理由——カウンセリングで質感を一緒に決める

全国164店舗で月間約8万人のお客様をお迎えしていて、カウンセリングでいちばん大事にしてるのが「質感のすり合わせ」。「丁寧にカウンセリングしてもらえた」「短時間で高クオリティな仕上がりだった」というお声は、この段階の時間を省かずちゃんと取ることで出てくるものだと思ってます。

マグネットは言葉だけでは正解にたどり着きにくい技法。手に当てて、実物のサンプルを見て、「もう少し透け感がほしい」「光のラインは細めに」と調整していく、あの時間が全部仕上がりに効いてきます。

サロンで施術するからこそ出せる仕上がりがあるのイメージ

シルキーマグネット・リキッドキャットアイの持ちと付け替えサイクル

せっかく素敵に仕上がっても、持ちや付け替えのタイミングが分からないと通いにくいですよね。ここも整理しておきます。

シルキーマグネットの持ちはどのくらい?

基本的に通常のジェルネイルと同じで、3〜4週間が目安。マグネット系だから特別に持ちが短い・長いということはありません。ただし、爪の根本が伸びてきて段差ができると、そこから水分や衝撃でリフト(浮き)しやすくなるので、根本の浮きが気になる前に次のご予約を入れてもらうのが安心です。

水仕事が多い方、爪が薄めの方は3週間、そうでなければ4週間、くらいの感覚で見てもらえればOK。

フィルイン(一層残し)でシルキーマグネットを長く楽しむ方法

ナイスネイルは付け替え時のオフ代(ソフトジェル)が常に無料。さらにフィルイン対応なので、爪表面を毎回ガリガリ削らずに、ジェルの一層だけを残して上から塗り替えることができます。爪の負担が格段に減るので、長くマグネットを楽しみたい方には本当に相性がいい選択肢。

「毎回オフしないとデザインを変えられない」と思い込んでる方、意外と多いんですけど、フィルインなら色もデザインも変えられます。

付け替えのベストタイミングと来店スケジュールの目安

目安は3〜4週間周期。デザインを月替わりで楽しみたい方は、トレンドネイルコースが毎月15日更新・20日対応開始なので、月末〜月初に合わせてご予約を入れると新作シルキーマグネットに出会えるタイミングと重なります。

シルキーマグネット・リキッドキャットアイの持ちと付け替えサイクルのイメージ

サロンでのオーダーの伝え方——シルキーマグネット・リキッドキャットアイを正確に頼む

ここが実はいちばん迷うポイントだと思うので、具体的に書きますね。

コース選びの基準——トレンドコースと持ち込みコース、どちらを選ぶ?

ナイスネイルでシルキーマグネットを頼む場合、基本的に次の2択です。

コース料金時間こんな人に
トレンドネイルコース4,990円60分サロン提案のデザインから選びたい・カラー変更無料
持ち込みデザインコース5,990円(60分)/7,990円(90分)60分または90分SNSで見た画像を再現したい・自由度を優先

トレンドネイルは60種類から選べて月替わりで30種類が入れ替わるので、シルキーマグネット系のデザインも入ってくることが多いです。しかもカラー変更は無料なので、「このデザインの色だけ自分の肌に合わせたい」というオーダーもOK。

伝え方フレーズ集——「シルキーマグネット」「リキッドキャットアイ」をそのまま使っていい?

もちろんそのまま使っていただいて大丈夫。むしろ最近はこの言葉で来てくださる方が増えてます。ただ、仕上がりのすり合わせをより確実にするなら、以下みたいな言葉を足してもらえると現場ではすごく助かります。

  • 「ギラギラじゃなくて、ふわっと光が流れる感じ」
  • 「水あめみたいな液体感がほしい」
  • 「光のラインは細め/太めで」
  • 「ベースはクリア寄りで透け感を残したい」
  • 「黒みは控えめにしてほしい」

質感の言葉って抽象的なんですけど、「液体感」「シルクっぽい」「上品な光」みたいなワードは現場でもすごく通じやすいです。

参考画像の持ち込みで失敗を減らすコツ

画像を持ち込んでくださる場合、1枚だけじゃなくて角度違いで2〜3枚あると最高です。マグネットは光の方向で見え方が全然違うので、1枚だと「どの角度の光を再現したいのか」が読み取れないことがあって。持ち込みデザインコースならそのあたりをカウンセリングでじっくり詰められるので、「この画像のこの角度の光を狙いたい」まで伝えてもらえると、ズレが本当に減ります。

まとめ

ざっくり整理すると、シルキーマグネット=超微粒子のマグネットジェルで、その質感表現として呼ばれるのがリキッドキャットアイ。従来のギラッとした光のラインと違って、ふわっと流れる液体感のある光沢が出せるのが最大の特徴です。

ベースカラーで見え方が大きく変わるので、クリア系で透明感を楽しむか、くすみ系で奥行きを出すか、ここは肌に当てて決めるのが結局いちばん。トレンドネイルコース4,990円で頼める月替わりデザインも豊富ですし、持ち込み画像から再現したい方は持ち込みデザインコース(5,990円/7,990円)で自由に組めます。

マグネット系は技術の差が仕上がりに直結する技法。42日間の研修を受けたネイリストと、カウンセリングで一緒に質感を決めていけるので、「どれを選べば正解かわからない」って方ほど、相談ベースで来てもらえるとちょうどいいです。

よくある質問

シルキーマグネットとリキッドキャットアイは同じものですか?

厳密には少し違います。シルキーマグネットは「超微粒子マグネットジェル」という素材・技法の名前、リキッドキャットアイはそのジェルで出す「液体感のある質感表現」の呼び方です。ただ現場では、ほぼ同じものを指す言葉として両方使われているので、どちらで伝えてもらっても大丈夫です。

爪が薄くてもシルキーマグネットはできますか?

できます。ナイスネイルは全店でパラジェル(自爪を削らないジェル・+330円)とフィルイン(一層残し)に対応していて、実際に育爪オプションを選ばれる方が98.1%。爪を守りながらマグネットを楽しんでる方が主流なので、むしろ爪が薄い方にこそご相談いただきたい技法です。まずカウンセリングで爪の状態を見せてもらえれば、一緒に考えます。

シルキーマグネットはどのコースで頼めますか?料金は?

主にトレンドネイルコース(4,990円・60分)か、持ち込みデザインコース(5,990円/60分・7,990円/90分)で承っています。トレンドネイルは月替わり60種類から選べてカラー変更無料、持ち込みは画像の再現度を優先したい方向け。付け替え時のオフ代(ソフトジェル)は常に無料です。

どのくらいの頻度でサロンに来ればいいですか?

目安は3〜4週間周期。爪の根本が伸びて段差ができる前にお越しいただくと、リフトも起きにくくて持ちも安定します。デザインを頻繁に変えたい方はトレンドネイルコースが毎月15日更新・20日対応開始なので、そのタイミングに合わせて来店されると新作のシルキーマグネットに出会えます。