「爪、なんかずっと調子悪いんですけど、これ言っていいのかな…」——初めてのサロンで、椅子に座った瞬間にそう固まっちゃう方、本当に多いです。私も接客していて、カウンセリングシートに「特になし」って書いてあるのに、施術中にぽろっと「実は乾燥がひどくて」と話してくださる方に何度も出会ってきました。

もったいない、と毎回思うんです。だって、その一言を最初に教えてもらえたら、選ぶベースも塗り方もぜんぶ変わるので。今日は、乾燥・薄爪・割れ爪の3タイプ別に「そのままカウンセリングで使えるフレーズ」を、現役ネイリスト目線でまとめました。緊張して言葉が出てこなくなりそうな方は、来店前にスクショしておいてもらえたら嬉しいです。

カウンセリングで爪の悩みを伝えると、何が変わるの?

まず結論から言うと、爪の悩みを一言でも伝えてもらえるだけで、選ぶベースジェル・削り方・仕上げ方・次回までの過ごし方アドバイスまで、ぜんぶ変わります。ナイスネイルの育爪オプション選択率は98.1%。その内訳はパラジェル(自爪を削らないジェル)が52.0%、フィルイン(一層残し)が35.1%、フィルイン通常ベースが11.1%。つまり10人に約10人が「自爪の負担を減らす選び方」に切り替えているということ。この切り替えのきっかけが、実はカウンセリングでの一言なんです。

私自身、新人の頃は「聞きにくいことは聞かないほうがいいのかな」と遠慮した時期があったんですけど、今は真逆。悩みを聞き出せなかった日ほど、施術後に「ちゃんとやれたかな」ってモヤモヤが残ります。

お客様の声にも、こんな一文がありました。「カウンセリングが丁寧で、初めてでも安心して任せられました」。この "安心" は、こちらが一方的に作るものじゃなくて、伝えてもらった情報にひとつずつ返事をしていく積み重ねなんですよね。

ネイリストは爪の悩みを聞きたがっている

「こんな細かいこと言ったら迷惑かな」——これは本当に気にしなくて大丈夫です。ナイスネイルのネイリストは全員、42日間の研修プログラムを経て店舗に立っています。カウンセリングの練習も、そのなかにかなりの割合で入っているんです。

月間来店約8万人。そのなかには初来店の方も、他店から乗り換えの方も、ジェル歴10年超えの方もいらっしゃいます。爪の状態も生活も本当に千差万別で、正直「聞かないとわからない」ことのほうが圧倒的に多い。だから遠慮せず、思っていることをそのまま話してもらえるのが、私たち的にはいちばん助かります。

伝えた後にどんな提案が来るか——育爪オプションの流れ

悩みを伝えたあと、たいていの場合は「じゃあ、こういう選択肢がありますよ」という提案に入ります。ナイスネイルだと、いちばん多いのがパラジェル(+330円)への切り替え提案。育爪オプションのなかでも52.0%と半分以上の方がこれを選んでいて、自爪の表面を削らずにジェルをのせられます。

次に多いのがフィルイン(35.1%)。これは付け替えのたびに全部オフせず、根本の伸びた部分だけを整えて上から重ねる方法で、爪表面への負担がぐっと減ります。この選び分けはパラジェルとオリジナルジェルの選び方でも詳しくまとめているので、迷ったら参考にしてみてください。

西原 美咲

この記事を書いた人

西原 美咲にしはら みさき

ナイスネイル 広報・コンテンツ担当 / ネイリスト

専門学校でネイルを学び、ナイスネイルにネイリストとして入社。現場でたくさんの施術を担当したあと、広報・コンテンツ担当に。 今も店舗に入って、自分の指で新しいデザインを試すのが好きです。「難しそう=高そう」と身構えず、気軽にネイルを楽しんでほしい——そんな気持ちでこのコラムを書いています。

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カウンセリングシートに何を書けばいい?お客様目線の記入ガイド

来店するとまず記入をお願いするのが、カウンセリングシート。ここで何を書けばいいのか、正解を知らないまま埋めている方が多いなと感じます。項目としては、だいたい「爪の状態」「生活習慣」「アレルギー・持病」「希望デザイン」の4ブロック。全部きっちり埋めなくても大丈夫ですが、思いつくことは全部書いてもらえると、施術中の会話がぐっとスムーズになります。

初来店の全体的な流れを先に把握しておきたい方は、初めてのネイルサロンの流れ全体を先に読んでおくと、当日のイメージがつかみやすいと思います。

爪の状態欄——「なんとなく弱い」をどう言語化するか

いちばん困るのがここ、というお声をよく聞きます。「弱い」「調子悪い」だと抽象的すぎて、私たちも「うーん、どこを見に行けばいいかな」となっちゃう。なので、以下のキーワードから自分に当てはまるものを丸で囲むくらいの感覚で書いてもらえると、めちゃくちゃ助かります。

  • 乾燥(表面がガサつく、白っぽい)
  • 薄い(曲がりやすい、透ける)
  • 割れやすい(先端が裂ける、欠ける)
  • 二枚爪(層になってめくれる)
  • 縦筋が目立つ

「弱い気がする」だけでも書いておいてもらえれば、あとは私たちが手を見ながら「これはたぶん乾燥からきてますね」と一緒に言語化していけるので、完璧を目指さなくて大丈夫です。

生活習慣欄——水仕事・PC作業・家事を伝えると提案精度が上がる理由

意外と見落とされがちなのが、この欄。でもここ、ジェルの持ちに直結する情報のかたまりなんです。飲食店勤務で1日中お皿を洗う方と、デスクワーク中心の方では、同じデザインでも持ちが全然違います。

  • 水仕事が多い(飲食・美容師・保育士など)
  • キーボードをよく叩く
  • ジムでウェイトを握る
  • 小さいお子さんがいて頻繁に手を洗う

こういう情報があると、厚みの出し方や、爪先の巻き込み塗布(ジェルを爪先まで包み込む塗り方)の丁寧さを最初から調整できます。持ちを長くしたい方は、ジェルネイルの持ちを長くする通い方も合わせて読んでおくと、次回までの過ごし方まで含めて整理できます。

「言いにくいこと」こそ書いていい——アレルギー・深爪・過去のトラブル

正直、私たちが「もっと早く聞きたかった…」と思うのはこの欄です。ジェルネイルアレルギーの疑い、深爪の癖、他店で「もうジェルできませんね」と言われた経験——ぜんぶ書いていい情報です。恥ずかしいことでも、責められることでもないので。

過去のトラブル歴があるほど、私たちは慎重にベースを選べます。アレルギー相談の詳しい取り扱いはジェルネイルアレルギーの相談方法にまとめてあるので、少しでも思い当たる方は目を通してみてください。

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【乾燥爪】カウンセリングで使える一言フレーズと伝えるべきポイント

「なんで毎回すぐ浮いちゃうの…?」——これ、乾燥爪の方から本当によく出るセリフです。原因の8割くらいは、実は爪表面の乾燥。水分が抜けきった爪にジェルをのせると、密着が甘くなって数日で端から浮いてきます。

ここを一言伝えてもらえるだけで、フィルイン(一層残し)を選んで表面を削りすぎない方向に舵を切れたり、施術後のオイルの塗り方を一緒に確認できたり。乾燥ケアとジェル持ちの関係は乾燥爪のジェルネイルとの付き合い方で深掘りしています。

乾燥爪のセルフチェック——来店前に確認しておくこと

来店前に、明るい場所で自分の爪をよく見てみてください。以下に当てはまるものがあれば、乾燥サインの可能性があります。

  • 縦筋がはっきり見える
  • 爪の表面が白っぽく粉を吹いたよう
  • 触るとカサつく、または引っかかる
  • 先端が薄く層になってめくれている(二枚爪)
  • 冬や梅雨明けに調子が悪くなる

全部当てはまらなくても、ひとつでも気になれば「乾燥気味かも」と伝えてもらってOKです。

乾燥爪の伝え方フレーズ集——そのままカウンセリングで使える言葉

考えて言葉を選ぶのがしんどい方は、以下のフレーズをそのまま使ってもらって大丈夫です。

  • 「毎回2週間くらいで先端から浮いてきちゃうんです」
  • 「爪の表面がカサつく感じがずっとあって」
  • 「冬になると特に調子が悪くて、割れやすくなります」
  • 「オフしたあとの爪が白くて、乾いてる気がします」
  • 「オイルを塗ってはいるんですけど、追いついてない感じで」

短くていいんです。「浮きやすい」「乾く」の2ワードだけでも、こちらは十分にピックアップできます。

乾燥爪に伝えると提案されやすいメニュー

乾燥の相談が入ったとき、私たちがまず考えるのはフィルイン(一層残し)。表面を毎回削り直さないので、乾燥した爪をこれ以上乾かさずに済みます。育爪選択者の35.1%がこれを選んでいて、リピーターさんに特に人気です。

それから、全コース込みのドライケア(マシーン甘皮処理)で甘皮まわりを整えつつ、施術後のネイルオイルの使い方を細かくお伝えする流れ。ここ、ネイルオイルの選び方と使うタイミングでも書いていますが、朝晩の一塗りで爪表面のコンディションはかなり変わります。

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【薄爪・弱爪】カウンセリングで使える一言フレーズと伝えるべきポイント

「爪が薄いから、ネイルは無理かも…」——SNSでもよく見かけるこの言葉、実は誤解です。薄いからこそ、削らない方法を選べば長く続けられる。むしろ何もしないほうが、日常の衝撃で欠けたり割れたりしやすくなります。

お客様の声にもこんな一文があります。「爪が薄くなってきた相談をしたら、パラジェルを勧めてもらって改善しました」。これ、まさに私たちがカウンセリングでお伝えしたい流れそのものなんです。パラジェル(自爪を削らないジェル)は+330円のオプションで、育爪選択者の52.0%が選んでいます。

薄爪でもネイルを続けられる仕組みは薄爪でもネイルを続けられる理由で詳しくまとめているので、来店前に読んでおくと安心です。

薄爪・弱爪のセルフチェック——「無理かも」と思う前に確認

以下に当てはまる項目があれば、薄爪傾向の可能性があります。

  • 爪を横から見ると光が透けて見える
  • 少し押すとしなる
  • 何もしていないのに先端から欠ける
  • 過去に長くジェルを続けていた
  • 「ジェル続けたいけど、自爪が弱くなるのが心配…」と感じたことがある

大事なのは「無理かも」で終わらせないこと。自分で判断せず、まずは手を見せに来てほしいなと思います。

薄爪の伝え方フレーズ集——そのままカウンセリングで使える言葉

薄爪の悩みは、抽象的になりがちなので言葉のストックを用意しておくと安心です。

  • 「ジェルを続けてから、爪が薄くなった気がします」
  • 「削られるのがちょっと怖くて」
  • 「他のサロンで爪が薄くなったので、負担の少ない方法を相談したいです」
  • 「爪が柔らかくて、しなる感じがあります」
  • 「パラジェルって、私の爪でもできますか?」

最後のフレーズ、これを言ってもらえるとこちらもスムーズに提案に入れます。

薄爪に伝えると提案されやすいメニュー——パラジェルへの自然な流れ

薄爪の相談が入ったとき、いちばん最初に候補に上がるのがパラジェル(+330円)。自爪の表面をサンディング(削って表面を荒らす工程)せずにジェルをのせられるので、これ以上薄くしないための現実的な選択肢になります。

そこにフィルイン(一層残し)を組み合わせると、次回以降も表面を削らずに継続できます。パラジェルとフィルインの組み合わせは、パラジェルとフィルインの組み合わせで爪を育てる方法でも触れているので、長期的な計画を立てたい方は参考に。

【薄爪・弱爪】カウンセリングで使える一言フレーズと伝えるべきポイントのイメージ

【割れ爪・欠け爪】カウンセリングで使える一言フレーズと伝えるべきポイント

「1本だけ割れちゃったんですけど、これでもサロン行っていいですか?」——はい、大歓迎です。むしろ、割れた状態こそサロンで補強すべきタイミング。ジェルによるリペア(補強)をすれば、深く裂ける前に食い止められます。

割れ爪の背景には、実は乾燥が絡んでいることが多いです。潤いが足りない爪は柔軟性が落ちて、ちょっとした衝撃で縦にピシッと割れる。だからカウンセリングでは「割れた」だけでなく「乾燥気味かも」もセットで伝えてもらえると、リペア+乾燥対策までまとめて組み立てられます。

割れ爪・欠け爪のセルフチェック——施術できるか不安なときの判断基準

来店前に、割れの状態を以下でチェックしてみてください。

状態サロンで対応可能か
縦に浅く割れている対応可(リペアで補強)
横に浅く欠けている対応可(形を整えて補強)
深爪気味だが出血なし対応可(要相談)
出血している・激しい痛みがあるまず皮膚科受診を推奨

出血・痛みがある場合の判断は爪が傷んだ状態でサロンに行っていいかにもう少し詳しくまとめているので、迷ったら確認してみてください。

割れ爪の伝え方フレーズ集——そのままカウンセリングで使える言葉

割れ爪は状態の説明が具体的になるほど、こちらの補強精度が上がります。

  • 「1本だけ端から縦に割れちゃったんです」
  • 「先週、ドアに引っかけて先が欠けました」
  • 「いつも同じ指ばかり割れるんですけど、原因ってありますか?」
  • 「割れた部分を残して、上からジェルで補強できますか?」
  • 「深爪気味なので、長さは出さずに整えてほしいです」

「1本だけ」「◯日前に」など、具体的な情報が入ると、こちらも当日の施術時間の使い方を組み替えやすいです。

割れ爪に伝えると提案されやすいメニュー——リペアと補強の流れ

割れ爪の相談で提案するのは、ジェルによるリペア+全体の補強。割れた1本だけをジェルで固めて、その上に通常のカラーをのせていくイメージです。フィルイン(一層残し)と組み合わせれば、次回の付け替え時も割れた部分を削り落とさず、そのまま補強を続けられます。

割れやすい癖のある方は、この "続けての補強" が意外と大事。1回で治すというより、伸びるまで守り続ける発想でいてもらえると、割れ癖から抜け出しやすくなります。

【割れ爪・欠け爪】カウンセリングで使える一言フレーズと伝えるべきポイントのイメージ

悩み別・カウンセリング伝え方フレーズ早見表

ここまで長く読んでいただいたので、いったんまとめます。当日カウンセリングシートを前にしたときに、ここだけスクショしておいてもらえたら十分です。

フレーズ早見表

悩みそのまま使えるフレーズ提案されやすいメニュー
乾燥「毎回2週間で浮くんです」「表面がカサつきます」フィルイン(一層残し)+ネイルオイル指導
薄爪・弱爪「削られるのが怖くて」「パラジェルできますか?」パラジェル(自爪を削らないジェル)+330円
割れ爪・欠け爪「1本だけ縦に割れました」「補強できますか?」ジェルリペア+フィルインでの継続補強
二枚爪「先端が層になってめくれます」フィルイン+オイルケア
深爪「長さは出さずに整えたいです」ベースコースで自然な形に

「言いにくい」心理的ハードルを越えるコツ——ネイリスト目線で正直に

「こんなこと聞いていいのかな」と迷った瞬間が、いちばん伝えどきです。ネイリストは42日間の研修プログラムのなかでカウンセリングの受け答えも訓練しているので、想像している10倍くらい淡々と受け止めています(本当に)。

口コミでも「丁寧にカウンセリングしてもらえた」というお声が繰り返し寄せられていて、これは "こちらが丁寧に聞く" というより、"お客様が話しやすい空気を作る" ことをスタッフ全員が意識している結果かなと思っています。「うまく言えないんですけど」と前置きしてもらって全然OK。あとは一緒に言葉を探していきましょう。

まとめ

初めてのネイルサロンで爪の悩みを伝えるコツは、たったひとつ。「完璧に説明しようとしない」ことです。乾燥・薄爪・割れ爪、それぞれの一言フレーズをスクショしておいて、当日そのまま読み上げてもらえれば十分。あとはこちらが手を見ながら質問を重ねて、一緒に言葉にしていきます。

ナイスネイルはベースコース3,990円〜で始められて、パラジェルは+330円、フィルインも常時対応。全国164店舗のどこでも同じ研修基準のスタッフが対応するので、「引っ越し先の店舗でまた一から説明するのが面倒…」というストレスも減らせます。初来店の流れをもう一度おさらいしたい方は、初めてのネイルサロンの流れ全体を合わせてどうぞ。

伝えることは、迷惑じゃなくて手土産です。悩みを聞かせてもらえた日ほど、こちらも「よし、ちゃんとやれた」と思って帰れます。次のご来店、気軽に話しかけてもらえたら嬉しいです。

よくある質問

爪の悩みを伝えると料金が上がりますか?

悩みを伝えること自体には追加料金は発生しません。ベースコースは3,990円〜のままです。ただし、悩みに合わせてパラジェル(自爪を削らないジェル)を選ぶ場合は+330円のオプション料金がかかります。逆に言えば、追加してもワンコイン以下。育爪選択者の52.0%が選んでいる理由は、この費用対効果の良さも大きいと感じています。

カウンセリングシートに書ききれない場合はどうすればいい?

全然大丈夫です。シートは "きっかけ" くらいの位置づけで、施術前後の会話でいくらでも追加できます。「書き忘れたんですけど」と一言添えてもらえれば、その場でシートに追記しておきます。むしろ施術中に思い出す方のほうが多いくらいなので、気にせず声をかけてください。

爪が割れた状態でも当日予約して行っていいですか?

出血や強い痛みがない限り、当日予約で問題ありません。ナイスネイルは全国164店舗、施術時間は付替60分の枠組みで動いているので、割れた1本のリペアを含めても時間内に収まることがほとんど。ただ、深爪や出血をともなう場合は判断が変わるので、爪が傷んだ状態でサロンに行っていいかも一度確認してみてください。

初めてのサロンで、どこまで詳しく伝えればいいですか?

「思いついたことは全部」で大丈夫です。42日間の研修プログラムを経ているスタッフが対応するので、細かい悩みでも受け止められる準備はできています。口コミで「丁寧にカウンセリングしてもらえた」というお声が上位に上がっているのは、こちらが根掘り葉掘り聞いた結果というより、お客様が安心して話してくださった結果なんですよね。伝えすぎて迷惑、ということはひとつもないので、遠慮なくどうぞ。