「あのぷるんとした指先、どうやって作ってるの?」って最近よく聞かれます

ここ最近、サロンで圧倒的に増えた質問がこれ。「インスタで見た、水滴みたいなネイルやりたいんですけど」「ちゅるんってしてるあの感じ、できますか?」って。

正直に言うと、これ私もめちゃくちゃ好きなんです。塗ってる側からして、最後にトップコートのドームがふわっと整った瞬間、内心ガッツポーズしてます。

この記事でわかること(先にざっくり)

『じゅわっと感』『ちゅるん質感』って、結局は "透け感×厚みのあるトップ" で出来てるんですよね。ぎゅっと色を盛るんじゃなくて、引き算で奥行きを出す感じ。詳しい中身は順番に話していきますね。

  • ちゅるん質感が普通のツヤと何が違うのか
  • 透け感を出すためのカラーの考え方
  • トップの厚みで仕上がりがどれくらい変わるか
  • デザイン別の合わせ方(マグネット・チーク・ワンカラー)
  • サロンで頼むときに伝えるとスムーズなこと

西原 美咲

この記事を書いた人

西原 美咲にしはら みさき

ナイスネイル 広報・コンテンツ担当 / ネイリスト

専門学校でネイルを学び、ナイスネイルにネイリストとして入社。現場でたくさんの施術を担当したあと、広報・コンテンツ担当に。 今も店舗に入って、自分の指で新しいデザインを試すのが好きです。「難しそう=高そう」と身構えず、気軽にネイルを楽しんでほしい——そんな気持ちでこのコラムを書いています。

「あのぷるんとした指先、どうやって作ってるの?」って最近よく聞かれますのイメージ

そもそも『じゅわっと感』『ちゅるん質感』って何が違うの?

ひとことで言うと、"濡れてるみたいに見えるネイル" です。ピカピカのツヤとはちょっと違って、内側からじゅわっと光が出てくるような、奥行きのある透明感。

お客様によく言われるのが「水ぶくれみたいでかわいい」(笑)。表現はなんですけど、感覚的にはすごく近いんですよ。

普通のツヤと何が違うのか

普通のツヤ仕上げって、表面の "鏡みたいな反射" で見せるんです。ピカッ、ギラッ、っていう光。

一方でちゅるん系は、光が一度ジェルの中に入ってから返ってくる感じ。だから、

  • 表面のギラつきは控えめ
  • 透けてるのに発色はちゃんとある
  • 角度を変えると "濡れて見える"

この3つが揃うと「あ、ちゅるんだ」ってなります。

なんでこの質感になるの?

仕組みの話をざっくりすると、色を薄く仕込んで、上に透明の厚みをのせている からなんです。色そのものを濃く塗っちゃうと、光が表面で跳ね返って終わっちゃう。でも色を薄くして、上にクリアの "層" を作ると、光がいったん中に入って奥行きが出る。

要は "色は引き算、トップは足し算"。これだけ覚えてもらえれば、見るとき・選ぶときの目線が一気に変わります。


そもそも『じゅわっと感』『ちゅるん質感』って何が違うの?のイメージ

透け感の正体は「カラーの薄さ」。サロンではここを一番丁寧にやってます

ちゅるん仕上げで一番むずかしいのは、実は色塗りの段階なんです。塗り方で透け感が決まっちゃうから、新人の子が最初につまずくのもだいたいここ。

透け感の段階イメージ

色の入れ方で雰囲気がだいぶ変わります。お客様にカウンセリングで見せてるのも、こんな感じのざっくり3段階。

透け感雰囲気似合うシーン
軽めほんのり色づく、すっぴん寄りオフィス・きれいめ
標準ちゅるん感が一番分かりやすいデート・お出かけ
強め水滴みたいな濡れ感マックスSNS映え・撮影

「どれがいいか分からない」って言われたら、私はだいたい真ん中をおすすめします。バランスが一番きれいに出るので。

色別の "似合いやすさ" メモ

これは完全に私の好みも入ってるんですけど、現場で見てて「この色ちゅるんに向いてるな〜」って感じるやつ。

  • ベビーピンク / ヌードベージュ:王道。指先がすっと明るく見えるので、迷ったらこれ
  • コーラル・ミルキーオレンジ:血色感が出てかわいい。春夏に推せる
  • グレージュ・モーヴ:大人っぽくちゅるんしたい人に。意外と万能
  • スカイブルー・くすみブルー:透け感との相性が抜群。夏に毎年バズる

濃い色(ネイビーとかボルドー)でもできるんですけど、それは "ちゅるん" というより "ぷっくりツヤ" 寄りになります。これはこれでかわいい。

「セルフでも同じ色出ますか?」とよく聞かれるんですが

正直に言うと、透け感のコントロールは一番プロと差が出るところ だと思ってます。ジェルって薄く塗ろうとすると逆にムラになりやすいし、厚く塗ると透けない。この "薄いけどムラなく" がほんとに難しい。

だから「インスタのあれ再現したい」って人は、ぜんぶ自分でやろうとせず、サロンに画像を持っていくのが結局いちばん近道だったりします。


こんなデザインも。ナイスネイルの作例

スワイプでチェック → 気になったら拡大できます

デザインを全部見る(全28点)↓
透け感の正体は「カラーの薄さ」。サロンではここを一番丁寧にやってますのイメージ

仕上がりを決めるのはトップコート。ここで全部変わります

色のあとはトップ。ここでちゅるんになるかツヤで終わるかが決まるので、私もいちばん集中するところです。

トップの種類と相性

サロンで使うトップにもいろんなタイプがあって、ちゅるん系には "厚みが出せるトップ" を選びます。

タイプ質感ちゅるん向き?
普通のトップサラッとツヤ△(薄くてちゅるん感は弱め)
厚盛り(ノンワイプ等)ぷっくりドーム◎(これが本命)
マットトップさらさら×(質感がそもそも逆)

要するに、ちゅるんやりたい日は "厚みのあるトップを選んでもらう" のがいちばん。サロンに行ったときも「ぷっくりさせたいです」って一言伝えてもらえると、私たちも仕上げを変えられます。

厚みで雰囲気がこれだけ変わる

同じカラーでも、トップの厚みでぜんぜん別物になります。

  • 薄め:自然体。ナチュラル派の人に
  • ふつう:いちばんバランス取れた "ちゅるん"
  • 厚め:水滴みたい。SNS映え重視ならこれ

「写真に撮ったときに映えるやつにして」って言われたら、私は迷わず厚めにします。実物より写真のほうがぷるんって出るので。

失敗しがちなポイント

これは現場でも気をつけてるところ。

  • 厚く塗りすぎると 端から流れる(ヨレの原因)
  • 一気に厚塗りすると 硬化不良 で持ちが落ちる
  • 気泡が入ると一気に "安っぽい" 見た目に

ちゅるん系って "盛ってる" ように見えて、実はすごく繊細なバランスの上にあるんです。


仕上がりを決めるのはトップコート。ここで全部変わりますのイメージ

デザイン別、ちゅるんと相性がいい組み合わせ

ワンカラー以外でも、ちゅるん仕上げは色んなデザインに乗せられます。サロンでオーダー多いやつを紹介しますね。

マグネットネイル × ちゅるん

これ、最強の組み合わせのひとつ。マグネット(磁石でラメを動かす技法)の上にぷっくりトップを乗せると、ラメの粒が 水の中で光ってる みたいに見えるんです。

ナイスネイルだと「うるつやオーロラ」「ワンカラーマグネット」が各4,790円であって、私もこれ自分の手にやりたいくらい好き。

チークネイル × ちゅるん

頬を染めたみたいなチークネイルに、ちゅるんトップを足すと一気に "肌から透けてる感" が出ます。じゅわっと血色っぽくなって、これは本当にかわいい。

ふんわり系が好きな人、絶対好きだと思います。

シンプルなワンカラーこそ、ちゅるんが映える

意外かもしれないんですけど、何のデザインもないワンカラーが、ちゅるん仕上げといちばん相性いいんです。"何もしてないのにきれい" って状態になる。

ベースコース(ワンカラー3,790円)でできるので、「シンプル派なんだけどちょっと特別感ほしい」って人にめちゃくちゃ向いてます。先日も「ワンカラーなのに手が綺麗に見える!」って言ってもらえて、こっそりニヤッとしました。


デザイン別、ちゅるんと相性がいい組み合わせのイメージ

サロンで頼むときに伝えるとスムーズなこと

「ちゅるんネイルにしたいです」だけだと、実はネイリスト側が想像する仕上がりに幅があるんですよ。なので、伝えてもらえるとありがたいポイントを並べておきます。

画像を1〜2枚持っていく

これがいちばん早いです。Instagramのスクショで全然OK。

特に "透け感の濃さ""トップの厚み" が伝わる画像があると、私たちもイメージを合わせやすい。

「色は薄めで、トップ厚めで」と言ってもらえると最高

ちゅるん系を頼むときの魔法のワード。これさえ伝えてもらえれば、こちらで質感の方向はだいたい揃えられます。

爪の長さ・形も相談してOK

ちゅるん質感は、短めの爪のほうが可愛く見えやすい です。長すぎると "ぷっくり" がちょっと重たくなる。

オフィスで長く伸ばせない人にこそ向いてる質感なので、爪が短くても全然きれいに仕上がります。むしろ得意。

自爪が薄くて不安な人は、パラジェルを相談してください

ぷっくり仕上げって自爪が薄いと「重さ大丈夫かな」って心配になりますよね。そんな時はパラジェル(自爪を削らないジェル) +330円が相談先。全店対応してて、選んでくれてる人もすごく多い(育爪オプションを選ぶ人、98.1%なんです)。

「爪が薄くなってきた」って相談からパラジェルに切り替えて、改善した、って声もよく届いてます。


ちゅるんネイルを長持ちさせるコツ

せっかくのぷっくり質感、できれば長く楽しみたいですよね。日常で気をつけてもらえると持ちが変わるポイントを置いておきます。

日常でやってほしいこと

  • ハンドクリームは爪のまわりにもしっかり塗る(乾燥は浮きの原因)
  • 食器洗いやお風呂掃除はゴム手袋がベスト
  • 缶のフタを爪で開けない(これだけで寿命変わります、ほんとに)

来店周期は3〜4週間がおすすめ

ジェルの持ち的にも、爪の伸びるスピード的にも、3〜4週間がちょうどいいタイミング。ナイスネイルは付け替え時のオフ代が無料なので、サイクルで通ってもらいやすいと思います。

あとフィルイン(一層残し)対応もしてるので、毎回ガッツリ削らずに付け替えできるのも、ちゅるんネイル続けてる人にはうれしいポイント。


まとめ

ちゅるん質感ネイルって、ぱっと見「派手なテクニックを使ってそう」に見えるんですけど、実は "色は引き算、トップは足し算" っていうシンプルな考え方でできてます。

セルフでも雰囲気は出せるけど、透け感の調整とトップの厚み出しは正直プロでも気を遣う工程。「インスタで見たあの感じ」を再現したい日は、画像を持ってサロンに来てもらえると、こちらもめちゃくちゃ張り切ります。

ナイスネイルは全国164店舗、月間約8万人に来てもらってる中で、ちゅるん系のオーダーは本当に増えてます。気になってるなら、まず一度試してみてほしいなと思ういちおしの質感です。

よくある質問

ちゅるんネイルって、普通のツヤ仕上げと何が違いますか?

普通のツヤは表面で光が反射する "ピカッ" とした輝きで、ちゅるんはジェルの中で光が反射する "じゅわっと" した奥行きです。色を薄めに仕込んで、上に透明トップで厚みをのせることで、水滴みたいな濡れた質感が出ます。同じ色でもまったく別物に見えるくらい、印象が変わりますよ。

ちゅるん仕上げってどのコースで頼めますか?

ベースコース(ワンカラー3,790円)でも仕上げ方を変えればちゅるん寄りにできますし、トレンドネイル4,790円のマグネットやオーロラ系を選んでもらえると、より分かりやすくちゅるん感が出ます。「色は薄めで、トップ厚めで」と一言伝えてもらえれば、こちらで方向は揃えるので大丈夫です。

自爪が薄いんですけど、ぷっくり厚めにしても平気ですか?

不安なときはパラジェル(自爪を削らないジェル) +330円を一緒に選んでもらえると安心です。自爪を削らずにジェルを乗せられるので、厚み系のデザインでも負担が出にくい。実際に「爪が薄くなってきた」と相談してくれた方からパラジェルに切り替えて、状態がよくなった、って声もよくもらってます。カウンセリングで爪を見ながら一緒に決めましょ。