「最近、根元から浮いてきちゃって…」「爪、ちょっと薄くなってきた気がするんです」——梅雨入りのあたりから、サロンでこの相談が一気に増えるんです。私たちネイリストの間でも「あ、もうそういう季節か」って合言葉みたいになってる。

で、そのタイミングで私がいちばん推したくなるのが、フィルイン(一層残し)という付け替え方法です。聞き慣れない方も多いと思うので、現場の体感も交えながらゆっくりお話ししますね。

フィルイン(一層残し)って結局なに?

【ダイレクトアンサー】 フィルインは、自爪に密着したベースジェルだけ残して、上のカラーやアートだけを削って塗り替える付け替え方法のこと。アセトン(ジェルを溶かす溶剤)を使わず、サンディング(爪の表面を削る工程)も毎回はしないので、自爪へのダメージがぐっと少ないんです。ナイスネイルでは全店フィルイン対応で、梅雨〜夏に特に選ばれている技法です。

ベースを「残す」って、何がそんなにいいの?

通常の付け替えだと、ジェルを全部オフして、自爪をむき出しにして、またサンディングしてベースを塗り直して…という流れ。フィルインは、自爪と一番仲良くなっている下のベースだけをあえて残して、上の層だけ薄く削る。

塗ってると分かるんですけど、いちばん下のベースって、爪と密着するのにいちばん気を使う層なんです。そこをわざわざ毎回リセットするのって、考えてみるともったいない。フィルインは、そのベースが「削られる役」を引き受けてくれるイメージ。だから自爪の表面が薄くならずに済むんですね。

通常オフとフィルイン、工程を並べてみる

文字で説明するより表のほうが早いので、ざっくり並べます。

項目通常付け替え(全オフ)フィルイン(一層残し)
オフ方法アセトン全オフ+削りカラー層のみ削る
サンディング毎回不要(初回のみ)
自爪への負担やや大きい最小限
施術時間60分同等または時短傾向
向いている人初心者・デザイン大幅変更継続利用・自爪を育てたい人

施術時間の枠はベースコース60分で同じなんですけど、オフが短く済む分、アートに時間を回せるのが地味に嬉しいポイント。

パラジェルとフィルインって何が違うの?問題

ここ、本当によく混乱されます。新人の子も最初つまずくところ。

ざっくり言うと、パラジェル(自爪を削らないジェル)は ジェルの種類、フィルインは 施術方法。立ち位置がそもそも違うんです。ナイスネイルではパラジェルが+330円で全店対応、フィルインも全店対応。両方を組み合わせると「自爪を削らない × ベースも残す」の二段構えになって、これが個人的にいちばん安心感のあるコンビ。

育爪オプションを選んでくださるお客様が98.1%もいらっしゃるんですが、爪に優しい方向にちゃんと需要があるんだなって、現場でも実感します。深掘りはパラジェルとフィルインの違いでも書いてるのでぜひ。

西原 美咲

この記事を書いた人

西原 美咲にしはら みさき

ナイスネイル 広報・コンテンツ担当 / ネイリスト

専門学校でネイルを学び、ナイスネイルにネイリストとして入社。現場でたくさんの施術を担当したあと、広報・コンテンツ担当に。 今も店舗に入って、自分の指で新しいデザインを試すのが好きです。「難しそう=高そう」と身構えず、気軽にネイルを楽しんでほしい——そんな気持ちでこのコラムを書いています。

フィルイン(一層残し)って結局なに?のイメージ

なぜ梅雨・夏にフィルインが効くのか

ジェルネイルにとって、高温多湿は正直いちばんしんどい季節。ここからは、なんでこの時期にフィルインが頼りになるのか、現場で見えてる景色をお話しします。

湿気と汗が、地味にジェルを攻めてくる

梅雨〜夏って、気温も湿度も同時に上がるじゃないですか。爪と皮膚のキワが水分を含みやすくなって、汗もかいて、水仕事もして…ってやってると、ジェルと自爪の間にちょっとずつ水分が入り込んでリフト(浮き)が起きやすくなるんです。

月間来店約8万人のオーダー傾向を見ても、6〜8月は「先端浮いてきた」「根元浮いた」のご相談が他の季節より明らかに増えます。さらに、全オフを繰り返してきた爪はもともと水分・油分が抜けて薄め。湿気で柔らかくなる薄い爪は、密着力も落ちて、結果リフトが加速するっていう…ちょっと悲しいループに入っちゃう。心当たりのある方はジェルネイルで爪が薄くなる原因もあわせて読んでみてください。

フィルインの高密着ベースが、夏の浮きをいなしてくれる

フィルイン用のベースジェルって、サンディング不要でも自爪にしっかり食いつくように作られているんです。一度ちゃんと密着したベースを大事に残して使い続けるので、毎回密着をやり直す通常オフより、結果的に持ちが安定しやすい。

私の体感だと、フィルインを2〜3サイクル続けたお客様って、目に見えて浮きが減ります。土台が育っていく感じ。「短時間で綺麗に仕上げてもらえるので忙しくても通いやすい」と言っていただけることがあるんですが、まさにこの "サクッと通って整える" 流れが、夏の浮き予防にめちゃくちゃ効きます。

グリーンネイルだけは、ちょっと真面目に話させてください

夏に気をつけたいのがグリーンネイル(浮いた隙間で緑膿菌が増えて、爪が緑〜黒っぽく変色する症状)。これ、フィルインだから増えるとかではなくて、原因はほぼ「浮いたまま放置」なんです。

予防のコツはこの3つだけ。

  • 来店周期3〜4週間を目安にちゃんと通う
  • 浮きを感じたら早めに連絡。絶対に自分で剥がさない
  • 全コース込みのドライケア(マシーン甘皮処理)で甘皮まわりを清潔に

「浮いてきたかも?」って一瞬でも思ったら、ぜひ早めに連絡してほしいです。我慢されるのがいちばん切ない。

なぜ梅雨・夏にフィルインが効くのかのイメージ

「爪を育てながら楽しむ」がちゃんと両立する

「爪が薄くなってきた相談をしたらパラジェルを勧めてもらって改善した」っていうお声をいただくことがあるんですが、爪への負担を減らしたいニーズって、年々はっきり強くなってる印象です。

育爪オプション選択率98.1%の内訳は、パラジェル52.0%/フィルイン35.1%/フィルイン通常ベース11.1%。約3人に1人がフィルインを選んでくれてる計算。

アセトンとサンディングを毎回しない、というだけで全然違う

爪って3層構造で、表面のケラチン層は一度削ると戻ってこないんです。だからサンディングを毎回繰り返すと、層がじわじわ薄くなって、二枚爪や割れにつながる。アセトンも水分・油分を持っていくので、繰り返すほど乾燥します。

フィルインはこの両方を回避できる方法。ナイスネイルの42日間の研修プログラムでは「削らない技術」をかなりしっかり叩き込まれます。私も新人の頃、最初は慣れてなくて、削れすぎて怖いぐらいガンガンいっちゃうのを直すのが本当に大変でした…。だから今、削らずに残せる技術には自分でもこだわってます。

パラジェル+フィルインの合わせ技がやっぱり最強

パラジェル(自爪を削らないジェル)+330円とフィルインを組み合わせると、

  • 初回からサンディング最小限
  • 2回目以降はベース残しでサンディング不要
  • アセトンを使う機会が大幅に減る

この三重の保護が効いてきます。育爪オプションのうちパラジェル選択者が半数を超えてるのは、この相乗効果を体感されてるからだと思う。長くネイルを楽しみたい方ほど、最初からこのセットを選ばれる傾向があります。

「私、爪が薄くて諦めてて…」という方こそ

カウンセリングで本当によく聞くのが「薄爪だから休止期間取らないと無理ですよね?」というお話。でも、フィルインなら削らずに守りながら続けられるので、お休みを挟まなくても自爪が回復していくケースが多いんです。

二枚爪が気になる方、割れやすい方、乾燥しやすい方。一度カウンセリングで相談してみてほしいです。「育爪も一緒にできるので、おしゃれしながら爪のケアもできて一石二鳥」って言ってもらえたとき、内心ガッツポーズでした。

「爪を育てながら楽しむ」がちゃんと両立するのイメージ

「フィルインって高いんでしょ?」のリアルな答え

これも本当によく聞かれる。「追加料金がかさむんじゃないですか?」って。結論から言うと、ナイスネイルの場合は身構えなくて大丈夫。

料金の仕組みはシンプル

ベースコースは3,790円〜で、フィルイン対応は全店OK。そして付け替え時のオフ代が常に無料、これ全店で徹底してます。フィルインを選んでもコース料金そのものが跳ね上がる仕組みじゃないので、「思ってたより気軽だった」と言われることが多いです。「この価格でこのクオリティはコスパが良い」というお声、励みになります。

梅雨〜夏の3ヶ月、ざっくり試算してみる

来店周期3〜4週間で、6〜8月にベースコース(ワンカラー3,790円)に通った場合。

項目通常付け替えフィルイン
来店回数(3ヶ月)約3〜4回約3〜4回
1回あたり料金3,790円3,790円(コース料金内)
浮き直しリスクやや高い低い
3ヶ月通算(4回想定)約15,160円約15,160円
爪のダメージ蓄積ありほぼなし

トレンドネイル4,790円を選んでも、フィルインだから跳ね上がるってことはないです。むしろ通常付け替えだと「途中で浮いて急遽お直し来店」が増えがちなので、トータルではフィルインのほうが落ち着くって方が多い印象。

同じ60分でも、中身の配分が変わる

付替60分の枠は同じなんですけど、オフ工程が省略される分、アートにじっくり時間を使えます。夏のイベント・旅行前で「とにかく短時間でちゃんと可愛く」って方には、この時間効率がほんと心強いんです。

「フィルインって高いんでしょ?」のリアルな答えのイメージ

夏ネイルとフィルイン、デザインの相性は?

「爪に優しい施術って、地味なデザインしかできないのでは?」と心配される方、ご安心を。フィルインはあくまで施術方法。デザインの自由度は何ひとつ変わりません。

夏トレンド(マリン・ビタミン・シアー)と相性◎

トレンドネイルコース4,790円は60種類から選択可能で、月替わり30種類入替。マリン系のクリアブルー、ビタミンカラーのレモンイエロー、肌に馴染むシアー系ピンク…私が個人的に夏いちばん好きなのはシアー系のピンクオレンジ。透けるくらいの薄づきで肌をきれいに見せてくれるんです。

カラー変更無料なのでサンプルから自分好みに微調整できて、毎月15日更新・20日対応開始で旬を逃さない。「カラー変更が無料なので自分好みにできるのが良い」って言っていただけるの、すごく嬉しいです。

持ち込みデザインとも普通に組める

SNSで見つけた憧れデザインを再現したいときは、持ち込みデザインコース5,790円(60分)/7,990円(90分)が便利。時間内なら制限なしでアートを盛り込めるので、フィルインで爪を守りつつ凝ったデザインも全然いけます。「持ち込みデザインも嫌な顔せず対応してくれて嬉しかった」というお声、私たちもありがたい。

持ちを伸ばすホームケア、これだけは

サロン出たあとのお手入れも、地味だけど効きます。

  • 来店周期3〜4週間を守る
  • 全コース込みのドライケアで毎回甘皮を整える
  • キューティクルオイルを朝晩
  • 水仕事の前後にハンドクリーム

ここだけ気をつけてもらえれば、フィルインの持ち味がしっかり出ます。来店の流れに不安がある方は初めてのネイルサロン予約ガイドも見てみてくださいね。

夏ネイルとフィルイン、デザインの相性は?のイメージ

はじめてフィルインを試す前に

最後に、初回前に知っておくと安心なことをまとめます。

予約時・来店時に伝えてほしいこと

「他店のジェルが乗ったまま行ってもいいですか?」もよく聞かれるんですけど、全然大丈夫。来店時に以下を共有してもらえるとスムーズです。

  • 前回の施術日と内容(パラジェル使用の有無など)
  • 爪の状態(割れ・欠け・浮きの有無)
  • 過去のトラブル経験(グリーンネイル等)
  • 仕上がりイメージ・避けたいカラー

事前に教えていただくほど、私たちも最適な工程を組み立てやすくなります。「カウンセリングが丁寧で初めてでも安心して任せられた」と言ってもらえるのは、ここを大事にしてるからだと思ってます。

全店対応の安心感

世の中にはフィルイン非対応のサロンも結構あって、ベースジェルが合わないと一層残しはできないんです。ナイスネイルは164店舗で全店対応、42日間の研修を修了したネイリストが施術にあたります。引っ越しや旅行先でも続けられるのは、地味だけど大きい利点。

フィルインが合わないケースもある

正直に書いておくと、グリーンネイル既往がある方や、いま爪に強い損傷がある方は、一度全オフして爪の状態を確認してからフィルインを再開、という流れになることがあります。その場合はパラジェル+330円でサンディングを最小限にしながらリスタート、という選択肢が便利。判断はカウンセリングで一緒に決めましょう。

まとめ

梅雨・夏の高温多湿で「ジェルがすぐ浮く…」って悩む季節こそ、フィルインの出番だと思ってます。

  • ベース残しでサンディング不要・アセトン不使用、自爪にやさしい
  • 高密着ベースが湿気・汗による浮きをいなす
  • 育爪オプション選択率98.1%という現場データの裏付け
  • 全店対応・164店舗で続けやすい
  • ベースコース3,790円〜+オフ代常に無料の透明な料金
  • 夏トレンド60種類・カラー変更無料で、可愛さも妥協しない

爪を守りながら夏ネイルを思い切り楽しみたい方、ぜひ近くのナイスネイルで一度試してみてください。カウンセリングで「フィルインって私に合いますか?」って聞いてもらえたら、私たちが本気で一緒に考えます。

よくある質問

フィルインは毎回できますか?回数制限はありますか?

回数制限はないです。むしろ定期メンテナンスを続けていただくほどベースが整って、持ちもどんどん安定します。来店周期3〜4週間を目安に通っていただくのが理想。ただ、爪の状態によっては一度全オフをご提案することもあるので、毎回のカウンセリングで状態を確認させてくださいね。

フィルインにすると料金はどれくらい変わりますか?

ベースコース3,790円〜のコース料金内でフィルイン対応OKです。さらにオフ代は常に無料なので、追加料金で大きな差が出る仕組みではないんです。全店対応なので、どの店舗でも同じ料金体系で受けられます。

梅雨・夏以外の季節でもフィルインは有効ですか?

通年メリットがあります。育爪オプション選択率98.1%(うちフィルイン35.1%)が示すように、年間を通じてしっかり選ばれている方法。乾燥が気になる冬や、爪が伸びやすい春先にも全然向いてます。

パラジェルとフィルインって、同時に選べるんですか?

選べます。パラジェル(自爪を削らないジェル)+330円とフィルイン、組み合わせ自由で全店対応。「自爪を削らない × ベースを残す」のダブル保護になるので、育爪を本気で考える方に特に選ばれてる組み合わせです。個人的にもこのセット、すごく好きです。