秋ネイルこそ、パーソナルカラーで選ぶと「なんか違う」がなくなる

毎年9月に入ると、サロンのカウンセリングでいちばん増えるのが「そろそろ秋っぽくしたいんですけど、ボルドーって私に似合いますかね?」という相談です。鏡の前でサンプルを当てて、ちょっと首をかしげる感じ、分かります。あの "なんか違うな…" の正体って、だいたいパーソナルカラーなんですよね。

ナイスネイルは全国164店舗で月間約8万人のお客様にご来店いただいていて、月替わりで60種類の中から選べるトレンドネイルの施術数は、ある2ヶ月で26,881件。この数字を見ているだけでも、秋カラーのオーダーがいかに集中するかが伝わってきます。だからこそ、同じ "ボルドー" でも微妙にニュアンスの違う何種類かを現場で触っていて、「この人にはこっちだな」という感覚が自然と溜まってくるんです。

今回は、秋の王道4色——ボルドー・モーヴ・テラコッタ・グレージュを、イエベ春・イエベ秋・ブルベ夏・ブルベ冬の4タイプ別に、現役ネイリスト目線で整理していきます。

ダイレクトアンサー:イエベ・ブルベで秋カラーの「正解」が変わる理由

結論からいきますね。イエベさん(黄みベースの肌)には赤み寄りのボルドー・テラコッタ・ベージュ系グレージュといった "温度高めの秋色" が、ブルベさん(青みベースの肌)には青み寄りのボルドー・モーヴ・ピンクグレージュといった "温度低めの秋色" が映えます。同じ "秋っぽい" カラーでも、肌の下地色と喧嘩するかどうかで指先の清潔感がガラッと変わる。そこだけ押さえておけば、秋のカラー選びはだいぶ楽になります。

イエベ・ブルベの簡単な見分け方

おうちで試せる判定で、私がよく「わりと当てになるな」と思っているのは2つあります。

  • 手首の内側の血管が 緑っぽく見えたらイエベ、青〜紫っぽく見えたらブルベ 寄り
  • アクセサリーで ゴールドが馴染むならイエベ、シルバー・プラチナが馴染むならブルベ 寄り

どちらも「どっちとも言えない…」って人、全然います。むしろ多いです。そういう方は無理に自己診断せず、サロンでサンプルを肌に当てながら決めた方が早いので、後半でそのコツも書きますね。

4シーズン(春・夏・秋・冬)と秋ネイルの関係

パーソナルカラーは4タイプに分かれていて、ざっくり以下のような特徴があります。秋ネイルのトーン選びに直結するので、ここだけ押さえておくと便利です。

  • イエベ春:明るく軽い黄み。くすみすぎると顔色が沈む
  • イエベ秋:深みのある黄み。重厚でシックな色こそ映える
  • ブルベ夏:くすみのある青み。優しいスモーキートーンが得意
  • ブルベ冬:クリアでシャープな青み。濃くて鮮やかな色に強い

秋ネイルの難しさって、「秋=深くて暗い色」という思い込みで全員が同じ方向にいこうとするところにあるんですよね。でも、イエベ春の方が真っ暗なバーガンディをやると、指先だけ妙に重くなっちゃう。春は春の "軽やかな秋色" があります。

西原 美咲

この記事を書いた人

西原 美咲にしはら みさき

ナイスネイル 広報・コンテンツ担当 / ネイリスト

専門学校でネイルを学び、ナイスネイルにネイリストとして入社。現場でたくさんの施術を担当したあと、広報・コンテンツ担当に。 今も店舗に入って、自分の指で新しいデザインを試すのが好きです。「難しそう=高そう」と身構えず、気軽にネイルを楽しんでほしい——そんな気持ちでこのコラムを書いています。

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ボルドー・モーヴ・テラコッタ・グレージュ、4色のイエベ・ブルベ適性を一覧で比較

ここが今日の本題です。秋のオーダーで名前が挙がる確率が圧倒的に高いのが、ボルドー・モーヴ・テラコッタ・グレージュの4色。実際、ワンカラーの施術数は17,910件という数字が出ていて、単色で勝負する秋カラーのニーズってほんとに根強い。トレンドネイル60種類からの選択に加えて、ベースカラーのちょっとした変更は無料で対応できるので、「サンプルより気持ち青み寄りで」みたいな微調整もサロンでできます。

4色×4タイプのマトリクス比較表

まずは全体像を1枚で。◎=得意/○=ニュアンス次第で似合う/△=工夫して楽しむ、で整理しました。

カラーイエベ春イエベ秋ブルベ夏ブルベ冬
ボルドー(赤み寄り)○◎△○
ボルドー(青み寄り)△○○◎
モーヴ△○◎○
テラコッタ◎◎△△
グレージュ(ベージュ寄り)◎◎○△
グレージュ(ピンク寄り)○△◎○

△の人も諦めなくて大丈夫。「△を楽しむ工夫」は後半でちゃんと書きます。

「同じボルドーでも別物」——青みvs赤みのニュアンス違いで似合いが変わる

ボルドーって一括りにされがちなんですけど、現場で触ってると全然違うんですよね。赤みボルドーはワインに近い、ちょっとオレンジがかった深紅。これはイエベ秋さんの肌に当てた瞬間に "あ、合う" ってなるやつ。一方の青みボルドーはバーガンディに近い、紫みを含んだ深い赤。ブルベ冬さんの白い肌に乗せると、指がすっと長く見えるくらいキマります。

私が去年の秋、自分の爪で両方試して分かったんですけど、ニュアンスを1段間違えるだけで "手が疲れて見える" のがボルドー。だからこそ、サロンでは必ずサンプルを肌の甲に当てて確認してから塗り始めます。ちなみに関連してボルドー・テラコッタのシアーと深みの使い分けもまとめていて、こちらは濃度の調整の話が中心なので、合わせて読むとより立体的に選べます。

グレージュは「ベース色」で適性が変わる——ピンクよりかベージュよりかで選ぶ

グレージュも「とりあえず秋っぽくて万人ウケ」と思われがちですが、実はベース色でくっきり分かれます。ベージュグレージュ(黄みを帯びたグレー)はイエベさん向け、ピンクグレージュ(赤みを帯びたグレー)はブルベさん向け。ここを逆にすると、せっかくの指先が妙にのっぺり見えてしまうことがあります。

透け感の調整次第で見え方がもう一段変わるので、合わせてグレージュネイルの透け感の出し方もどうぞ。重たくならない配合のコツを書いてます。

ボルドー・モーヴ・テラコッタ・グレージュ、4色のイエベ・ブルベ適性を一覧で比較のイメージ

イエベさんの秋ネイル——テラコッタ・赤みボルドー・アースカラーが主役

イエベさんの秋は、太陽の光に馴染むアースカラーがとにかく強い。トレンドネイルコース(4,990円)の60種類の中にも、毎月こうした温度高めの秋色が並びます。カラー変更も無料なので、「このデザインの茶色をもう少しキャメル寄りに」みたいなオーダーも気軽にどうぞ。

イエベ春——明るめテラコッタ・キャメルベージュで軽やかに

イエベ春さんは、深く沈めすぎないのが鉄則。おすすめの方向性は、明るめテラコッタとキャメルベージュです。真っ赤なテラコッタより、少しオレンジ味を残した軽やかな色の方が肌の明度と揃います。

グラデーション(施術数10,733件)との相性もよくて、爪先に向かってテラコッタを濃くしていく縦グラデだと、重さが出ずに秋っぽさだけちゃんと乗る。先日ご来店の春タイプの方に「他のサロンで秋色やると手だけ重く見えてたのが、今回ぜんぜん違う」って言ってもらえて、内心ガッツポーズでした。

イエベ秋——深みボルドー・オリーブ・スパイシーブラウンで大人リッチに

イエベ秋さんは、むしろ "暗ければ暗いほど" いい説まであります(言いすぎですが)。深みボルドー・オリーブ・スパイシーブラウンみたいな、スパイス棚から取ってきたような色が本当に得意。

ゴールドパーツや細めのフレンチラインを合わせると、リッチ感がもう一段アップします。バーガンディ・テラコッタの肌色別マッチングの記事に、イエベ秋さん向けの濃度調整例もまとめているので併読おすすめです。

イエベさんが「やりがち」な失敗カラーと取り入れ方のコツ

逆にイエベさんが要注意なのが、青みピンク・ラベンダー・くすみすぎのモーヴ。これらは肌の黄みと相性が悪くて、指先だけ浮いて見えがち。でも「流行ってるから着けたい!」ってお気持ち、めちゃくちゃ分かります。

そういうときは、全面ではなくワンポイントアートで取り入れるのが安全策。薬指1本だけラベンダーのニュアンス、残り4本はテラコッタ系、みたいな組み方だと主役の指に視線が集まるので、肌との相性問題が目立ちません。

こんなデザインも。ナイスネイルの作例

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デザインを全部見る(全28点)↓
イエベさんの秋ネイル——テラコッタ・赤みボルドー・アースカラーが主役のイメージ

ブルベさんの秋ネイル——モーヴ・青みボルドー・ピンクグレージュが映える

ブルベさんの秋は、ちょっと湿度のある色が得意。SNSでも秋のパープル系(モーヴ・ラベンダー)が「秋はパープルで大人っぽく」の流れで浮上してきていて、ブルベさんにはまさに追い風です。トレンドネイル4,990円の中にも、青み寄りの秋カラーが毎月並びます。

ブルベ夏——くすみモーヴ・ローズグレージュで上品な秋色に

ブルベ夏さんは、くすみ感こそ正義。くすみモーヴ・ローズグレージュは、肌の青みと優しく馴染んで "品のある秋" を作ってくれます。真っ黒・真っ赤より、1枚ベールを被せたような色の方が肌が綺麗に見えるんですよね。

水光マグネットネイル(施術数3,587件)も、ブルベ夏さんの秋ととても相性がよくて。くすみモーヴのマグネットは、光の加減でちゅるんと動く表情が出て、派手すぎず地味すぎない絶妙なラインに着地します。

ブルベ冬——青みボルドー・プラム・バーガンディでクールに深みを出す

ブルベ冬さんは、濃くて深くてクリアな色に強いので、秋ネイルは一番楽しい季節かもしれません。青みボルドー・プラム・バーガンディ、どれも鉄板です。むしろ中途半端にくすませない方がシャープにキマる。

ワンカラーで深みを一色入れるだけでもサマになりますし、ゴールドよりシルバーパーツを合わせると冬さんの冷たい透明感が引き立ちます。「いつもセンスいい色を出してもらえる」というお声は、ブルベ冬さんのお客様から特によくいただく気がします。

ブルベさんが「テラコッタを着けたい」ときの上手な取り入れ方

テラコッタ、ブルベさん的には鬼門ですよね。でも大丈夫、諦めなくていい選択肢があります。

  • ピンクテラコッタ(赤み・ピンクを足した濁り少なめのテラコッタ)を選ぶ
  • 全面ベタ塗りを避け、フレンチやグラデーションで肌に乗る面積を減らす
  • 爪先1/3だけテラコッタ、根元はクリアまたはピンクグレージュ、など配色で距離を取る
  • 小さめのワンポイントパーツで視線を集中させ、カラー自体の存在感を薄める

このあたりの考え方は肌色別のカラー似合わせでも5色分まとめているので、応用編として覗いてみてください。

ブルベさんの秋ネイル——モーヴ・青みボルドー・ピンクグレージュが映えるのイメージ

「自分がイエベかブルベかわからない」——サロンで一緒に選ぶのが実は一番早い

ここまで読んでくださった方の中にも「でも結局、自分がどっち寄りか自信ない…」って方、きっといますよね。全然大丈夫です。むしろ現場感覚でいうと、サロンで一緒に選ぶのが一番早い。これは忖度じゃなくて、本当に。

「カウンセリングが丁寧で、デザイン提案も上手だった」というお声は、ナイスネイルで一番多くいただく種類の感想で、164店舗どこでも共通して大事にしている部分です。60種類のトレンドネイルサンプルを実際に手に当てて比べられるのが、カウンセリングの強みでもあります。

ネイリストが肌に当てて確認する「色当て」の実際

カウンセリングでは、気になるカラーを数本ピックアップして、お客様の手の甲に実物を当てて確認します。肌に乗せた瞬間に「あ、こっちだ」って分かる瞬間があって、言葉で説明するより早いんですよね。

ベースカラーの変更は基本的に無料で対応できるので、「サンプルより気持ち赤み足して」みたいな微調整も遠慮なくどうぞ。ここで妥協すると結局3週間モヤっとした気持ちで過ごすことになるので、むしろ遠慮なしで。

サロンで伝えるだけでOKな「似合わせオーダー」のフレーズ例

パーソナルカラーという単語を使わなくても、以下のフレーズで十分伝わります。

  • 「黄みより/青みより どっちが肌に馴染むか見てほしい」
  • 「くすみ感のある方がいい/ない方がいい」
  • 「深みを出したい/軽さを残したい」
  • 「ボルドーやりたいけど、顔色が沈まない濃さを選びたい」

この4つを伝えてもらえれば、ネイリスト側で候補を2〜3本に絞れます。「お任せでいいです」も全然ありですが、方向性だけ添えてもらえると、完成度のブレがぐっと減ります。

秋カラー×育爪ケアを同時に叶える——パラジェル・フィルインとの組み合わせ

爪が薄くてボルドーみたいな深みカラーを諦めている方、意外と多いです。ナイスネイルではパラジェル(自爪を削らないジェル)+330円とフィルイン(一層残し)どちらも全店対応で、育爪オプションを選ばれる方は実に98.1%。カラーの楽しさとケアを両立したいニーズは、現場でも年々強くなっています。

まとめ

秋の4色、ボルドー・モーヴ・テラコッタ・グレージュは、イエベ・ブルベでそれぞれ "正解の方向" が変わります。ざっくり整理すると、イエベさんは赤み寄り・温度高めの秋色、ブルベさんは青み寄り・温度低めの秋色が得意。グレージュはピンク寄りかベージュ寄りか、ボルドーは赤み寄りか青み寄りかで、同じ色名でも適性がはっきり分かれます。

とはいえ、自分がどちら寄りか判断がつかない方は、サロンで実物を肌に当てて選ぶのが一番確実で早いです。トレンドネイルコース4,990円なら60種類から選べて、カラー変更も無料。「黄みより/青みより」のひと言を添えていただくだけで、カウンセリングの精度がぐっと上がります。「仕上がりがイメージ通りだった」と感じて帰っていただけるのが、私たちにとって一番うれしい瞬間なので、迷ったら一緒に選ばせてください。

よくある質問

イエベとブルベ、どちらか判断できない場合はどうすればいいですか?

全然大丈夫です。むしろ現場では「どっちか分からない」とおっしゃる方の方が多数派かもしれません。カウンセリングで気になる候補を数本挙げていただければ、ネイリストが手の甲に当てて馴染み方を一緒に確認します。肌に乗せた瞬間の違いは言葉より早いので、無理に自己診断せずサロンで決めてしまうのが近道です。

テラコッタはブルベでも楽しめますか?

はい、工夫次第でちゃんと楽しめます。ピンクテラコッタ(赤み・ピンクを足した濁り少なめのトーン)を選んだり、全面ベタ塗りではなくフレンチやグラデーションで肌に乗る面積を減らすのがコツ。爪先だけテラコッタ、根元はクリア、みたいな配分だと浮きにくいです。パーツを添えて視線を分散させるのも効きます。

秋の深みカラーはトレンドネイルコースで選べますか?

はい、トレンドネイルコース(4,990円)は毎月60種類のデザインから選べて、ボルドー・モーヴ・テラコッタ・グレージュといった秋カラーのバリエーションも並びます。ベースカラーの変更は無料なので、「このデザインをもう少し青み寄りで」みたいな調整も可能。月の中盤に新デザインに入れ替わるので、来店タイミングで新しい秋色に出会えることも多いです。

爪が薄くて秋の深みカラーを諦めていますが、サロンで対応できますか?

対応できます。ナイスネイルではパラジェル(自爪を削らないジェル)+330円、フィルイン(一層残し) が全店で選べて、ケアとデザインの両立を希望されるお客様が多数。実際、育爪オプションを選ばれる割合は98.1%にのぼります。深みボルドーもバーガンディも、爪を労わりながら十分楽しめるので、カウンセリングで爪のお悩みを気兼ねなく伝えてください。